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テトラヒドロフランICSC: 0578
THF7月 1997
CAS登録番号: 109-99-9
国連番号: 2056
EINECS番号: 203-726-8

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 引火性が高い。  蒸気/空気の混合気体は、爆発性である。  裸火禁止、火花禁止、禁煙。  密閉系、換気、防爆型電気設備および照明設備。 充填、取り出し、取り扱い時に圧縮空気を使用してはならない。  大量の水、粉末消火薬剤、アルコール耐性泡消火薬剤、二酸化炭素を使用する。  火災時:水を噴霧して容器類を冷却する。 

 ミストの発生を防ぐ!  
  症状 予防 応急処置
吸入 咳。 めまい。 頭痛。 吐き気。 咽頭痛。 意識喪失。  換気、局所排気、または呼吸用保護具を使用する。  新鮮な空気、安静。 医療機関に連絡する。 
皮膚 皮膚の乾燥。 発赤。 痛み。  保護手袋。  汚染された衣服を脱がせる。 多量の水かシャワーで、皮膚を洗い流す。 医療機関に連絡する。 
充血。 痛み。  安全眼鏡を着用する。  数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 
経口摂取 「吸入」参照。
 
作業中は飲食、喫煙をしない。  口をすすぐ。 医療機関に連絡する。 

漏洩物処理 分類・表示
・個人用保護具:空気中濃度に応じた有機ガスおよび蒸気用フィルター付マスク
・換気
・漏れた液やこぼれた液を、密閉式の容器にできる限り集める
・残留液を、砂または不活性吸収剤に吸収させる
・地域規則に従って保管・処理する
 

国連GHS判定基準に準拠

 

輸送
国連分類
国連危険物分類(UN Hazard Class):3; 国連包装等級(UN Packing Group):II 

貯蔵
・耐火設備
・「化学的危険性」参照
・安定化した状態でのみ貯蔵
 
包装
・気密 
テトラヒドロフラン ICSC: 0578
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
特徴的な臭気のある、無色の液体。 

物理的危険性
蒸気は空気より重く、地面に沿って移動して、遠距離発火の可能性がある。 

化学的危険性
爆発性過酸化物を生成することがある。 強酸化剤、強塩基およびある種のハロゲン化金属と 激しく反応する。 火災や爆発の危険を生じる。 ある種のプラスチック、ゴムおよび被覆剤を侵す。 

化学式: C4H8O / (CH2)3CH2O
分子量: 72.1
・沸点:66℃
・融点:-108.5℃
・比重(水=1):0.89
・水への溶解度 : 混和する
・蒸気圧:19.3 kPa (20℃)
・相対蒸気密度(空気=1):2.5
・20℃での蒸気/空気混合気体の相対密度(空気=1):1.28
・引火点:-14.5℃ (c.c.)
・発火温度:321℃
・爆発限界:2-11.8 vol%(空気中) 


暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路:蒸気の吸入および経口摂取。 

短期曝露の影響
本物質およびその蒸気は、眼、皮膚および気道を刺激する。 高濃度で、中枢神経系に影響を与えることがある。 昏睡を生じることがある。 

吸入の危険性
20℃で気化すると空気は汚染されて、 やや急速に、有害濃度に達することがある。 

長期または反復曝露の影響
反復または長期の皮膚への接触により、皮膚炎を引き起こすことがある。 


許容濃度
TLV: 50 ppm (TWA); 100 ppm (STEL); (皮膚吸収); A3(動物実験では発がん性が確認されているが、人との関連は不明な物質).
MAK: 150 mg/m3;50 ppm; ピーク曝露限度カテゴリー: I(2); 皮膚吸収 (H); 発がん性カテゴリー: 4; 妊娠中のリスクグループ: C;.
EU-OEL: 150 mg/m3, 50 ppm (TWA); 300 mg/m3, 100 ppm (STEL); (皮膚); 

環境
 

・p-クレゾール、ヒドロキノンが通常使用される安定剤である
・アルコール飲料の摂取により有害作用が増大する
・添加された安定剤や抑制剤がこの物質の毒性に影響を与える可能性があるので、専門家に相談する
・許容濃度を超えても、臭気として十分に感じないので注意すること
・蒸留前に過酸化物をチェックする;検出された場合は除去する 

付加情報
  欧州分類
記号:F, Xi; R:11-19-36/37; S:(2)-16-29-33 

ILO, WHOおよびEUは、翻訳の質や正確性、あるいは本翻訳版の使用に関して責任を負うものではない。
© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2018