ICSC 0571 - 六フッ化イオウ

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六フッ化イオウ	ICSC: 0571 (3月 1998)

CAS登録番号： 2551-62-4

国連番号： 1080

EINECS番号： 219-854-2

	一次災害	予防	消火活動
火災・爆発	不燃性。火災時に、刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。		周辺の火災時には、適切な消火剤を使用する。火災時：水を噴霧して圧力容器を冷却する。


	症状	予防	応急処置
吸入	窒息。｢注｣参照。	換気を使用する。	新鮮な空気、安静。人工呼吸が必要なことがある。医療機関に連絡する。
皮膚	液体に触れた場合：凍傷。	保温手袋。	凍傷の場合：多量の水で洗い流し、衣服は脱がせない。医療機関に連絡する。
眼	｢皮膚｣参照。	安全ゴーグルまたは顔面シールドを着用する。	数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。
経口摂取		作業中は飲食、喫煙をしない。

漏洩物処理	分類・表示
・危険区域から立ち退く！・換気・液体に向けて水を噴射してはならない・個人用保護具：自給式呼吸器付化学保護衣	国連GHS判定基準に準拠輸送国連分類国連危険物分類(UN Hazard Class)：2.2
貯蔵
・建物内にある場合、耐火設備・冷所
包装

六フッ化イオウ

ICSC: 0571

物理学的・化学的情報
物理的状態；外観無臭の無色の圧縮液化気体。物理的危険性気体は空気より重く、低くなった場所では、滞留して酸素欠乏を引き起こすことがある。化学的危険性 500℃以上で分解する。イオウ酸化物およびフッ素化合物を含む、有毒で腐食性のフュームを生じる。	化学式： F₆S 分子量： 146.1 ・昇華点：-64℃ ・融点：-51℃ ・比重(水＝1)：1.9 ・水への溶解度：溶けない・相対蒸気密度(空気＝1)：5 ・log Pow (オクタノール/水分配係数)：1.68

物理学的・化学的情報

物理的状態；外観
無臭の無色の圧縮液化気体。

物理的危険性
気体は空気より重く、低くなった場所では、滞留して酸素欠乏を引き起こすことがある。

化学的危険性
500℃以上で分解する。イオウ酸化物およびフッ素化合物を含む、有毒で腐食性のフュームを生じる。

化学式： F₆S
分子量： 146.1
・昇華点：-64℃
・融点：-51℃
・比重(水＝1)：1.9
・水への溶解度：溶けない
・相対蒸気密度(空気＝1)：5
・log Pow (オクタノール/水分配係数)：1.68

暴露・健康への影響
曝露経路体内への吸収経路：吸入。短期曝露の影響この液体が急速に気化すると、凍傷を引き起こすことがある。	吸入の危険性容器を開放すると、空気中でこの気体は、きわめて急速に有害濃度に達する。長期または反復曝露の影響

暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路：吸入。

短期曝露の影響
この液体が急速に気化すると、凍傷を引き起こすことがある。

吸入の危険性
容器を開放すると、空気中でこの気体は、きわめて急速に有害濃度に達する。

長期または反復曝露の影響

許容濃度
TLV: 1000 ppm (TWA)；. MAK: 6100 mg/m³；1000 ppm；ピーク曝露限度カテゴリー： II(8)；妊娠中のリスクグループ： D；

環境

注
・工業用は健康へ影響を及ぼす不純物を含有することがある・空気中の濃度が高いと、酸素の欠乏が起こり、意識喪失または死亡の危険を伴う・区域内に入る前に酸素濃度を測定する・中毒濃度に達していても、臭気として感じないので注意すること・圧力容器が漏出しているときは、気体が液状で漏れるのを防ぐため、洩れ口を上にする

注

・工業用は健康へ影響を及ぼす不純物を含有することがある
・空気中の濃度が高いと、酸素の欠乏が起こり、意識喪失または死亡の危険を伴う
・区域内に入る前に酸素濃度を測定する
・中毒濃度に達していても、臭気として感じないので注意すること
・圧力容器が漏出しているときは、気体が液状で漏れるのを防ぐため、洩れ口を上にする

付加情報

欧州分類