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ペンタクロロフェノール、ナトリウム塩(工業用)ICSC: 0532
ペンタクロロフェノールナトリウム7月 1997
CAS登録番号: 131-52-2
国連番号: 2567
EINECS番号: 205-025-2

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 不燃性。 火災時に、刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。        周辺の火災時には、適切な消火剤を使用する。  火災時:水を噴霧して容器類を冷却する。 

 粉塵の拡散を防ぐ! 作業環境管理を厳密に! いずれの場合も医師に相談! 
  症状 予防 応急処置
吸入 咳。 咽頭痛。 「経口摂取」参照。  局所排気、または呼吸用保護具を使用する。  新鮮な空気、安静。 半座位。 人工呼吸が必要なことがある。 医療機関に連絡する。 
皮膚 吸収される可能性あり! 発赤。 痛み。 他の症状については、「吸入」参照。  保護手袋。 保護衣。  汚染された衣服を脱がせる。 多量の水かシャワーで、皮膚を洗い流す。 医療機関に連絡する。 
充血。 痛み。  安全ゴーグルまたは顔面シールドを着用する。  数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 
経口摂取 発熱。 発汗。 協調不全。 息切れ。 息苦しさ。 脱力感。 頭痛。 吐き気。 嘔吐。 腹痛。 めまい。 嗜眠。  作業中は飲食、喫煙をしない。 食事前に手を洗う。  口をすすぐ。 吐かせる(意識がある場合のみ!)。 コップ1、2杯の水を飲ませる。 医療機関に連絡する。 

漏洩物処理 分類・表示
・個人用保護具:自給式呼吸器付化学保護衣
・この物質を環境中に放出してはならない
・こぼれた物質を、ふた付きの 密閉式容器内に掃き入れる
・湿らせてもよい場合は、粉塵を避けるために湿らせてから掃き入れる
・残留分を、注意深く集める
・地域規則に従って保管・処理する
 

国連GHS判定基準に準拠

 

輸送
国連分類
国連危険物分類(UN Hazard Class):6.1; 国連包装等級(UN Packing Group):II 

貯蔵
・消火により生じる流出物を収容するための用意
・食品や飼料から離しておく
・「化学的危険性」参照
・密封
・換気のよい部屋に保管
 
包装
・食品や飼料と一緒に輸送してはならない
・重度の海洋汚染物質 
ペンタクロロフェノール、ナトリウム塩(工業用) ICSC: 0532
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
特徴的な臭気のある、白または黄褐色の薄片または粉末。 

物理的危険性
 

化学的危険性
加熱すると、分解する。 塩化水素およびダイオキシンを含む、有毒で腐食性のフュームを生じる。 強酸化剤と反応する。 火災や爆発の危険を生じる。 

化学式: C6Cl5ONa
分子量: 288.3
・水への溶解度(25℃) :33 g/100 ml  


暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路:吸入、経皮および経口摂取。 

短期曝露の影響
本物質は、眼、皮膚および気道を刺激する。 を吸入すると、肺水腫を引き起こすことがある。 「注」参照。 心血管系および中枢神経系に影響を与えることがある。 高濃度で曝露すると、意識喪失および死を引き起こすことがある。 これらの影響は、遅れて現われることがある。 医学的な経過観察が必要である。 

吸入の危険性
20℃ではほとんど気化しない。しかしとくに粉末状の場合、拡散すると、浮遊粒子が急速に有害濃度に達することがある。 

長期または反復曝露の影響
塩素座瘡を引き起こすことがある。 中枢神経系、腎臓および肝臓に影響を与えることがある。 実験動物では腫瘍が見つけられているが、人への関連性は不明である。 「注」参照。 


許容濃度
 

環境
・水生生物に対して強い毒性がある
・水生環境中で、長期にわたる影響を及ぼすことがある
・通常の使用法と異なる状況での環境中への放出を避ける
 

・人は一般に、通常ポリ塩化ジベンゾダイオキシンやポリ塩化ジベンゾフランなどの有毒な微量混入物を含む工業用のこの物質に曝露している
・肺水腫の症状は 2~3 時間経過するまで現われない場合が多く、安静を保たないと悪化する
・したがって、安静と経過観察が不可欠である
・医師または医師が認定した者による適切な吸入療法の迅速な施行を検討する
・作業衣を家に持ち帰ってはならない
・ICSC 0069参照 

付加情報
  欧州分類
記号:T+, N; R:24/25-26-36/37/38-40-50/53; S:(1/2)-22-28-36/37-45-52-60-61; Note:A 

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© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2018