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ビニルトルエン(異性体混合物)ICSC: 0514
3月 1996
CAS登録番号: 25013-15-4
国連番号: 2618
EINECS番号: 246-562-2

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 引火性。 加熱すると圧力が上昇し、破裂の危険性がある。  54℃以上では、蒸気/空気の爆発性混合気体を生じることがある。  裸火禁止、火花禁止、禁煙。  54℃以上では、密閉系、換気、および防爆型電気設備。  粉末消火薬剤、AFFF(水性膜泡消火薬剤)、泡消火薬剤、二酸化炭素を使用する。  火災時:水を噴霧して容器類を冷却する。 

   
  症状 予防 応急処置
吸入 めまい。 嗜眠。 傾眠。 頭痛。 咽頭痛。  換気、局所排気、または呼吸用保護具を使用する。  新鮮な空気、安静。 医療機関に連絡する。 
皮膚 吸収される可能性あり! 発赤。 痛み。  保護手袋。 保護衣。  汚染された衣服を脱がせる。 多量の水かシャワーで、皮膚を洗い流す。 医療機関に連絡する。 
充血。 痛み。  呼吸用保護具と併用して、顔面シールドまたは眼用保護具を着用する。  数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 
経口摂取 腹痛。 吐き気。 嘔吐。  作業中は飲食、喫煙をしない。  口をすすぐ。 吐かせない。 医療機関に連絡する。 

漏洩物処理 分類・表示
・換気
・漏れた液やこぼれた液を、密閉式の容器にできる限り集める
・残留液を、砂または不活性吸収剤に吸収させる
・地域規則に従って保管・処理する
 

国連GHS判定基準に準拠

 

輸送
国連分類
国連危険物分類(UN Hazard Class):3; 国連包装等級(UN Packing Group):III 

貯蔵
・耐火設備
・強酸化剤、強酸、過酸化物および塩化アルミニウムから離しておく
・安定化した状態でのみ貯蔵
 
包装
 
ビニルトルエン(異性体混合物) ICSC: 0514
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
特徴的な臭気のある、無色の液体。 

物理的危険性
蒸気は抑制されておらず、重合して排気孔を塞ぐことがある。 

化学的危険性
安定化されていないと、熱を発生して重合することがある。 加熱すると、分解する。 有毒なフュームやガスを生じる。 本物質は、強還元剤。 酸化剤と 激しく反応する。 アルミニウム塩と 激しく反応する。 

化学式: C9H10
分子量: 118.2
・沸点:170-173℃
・融点:-77℃
・比重(水=1):0.90-0.92
・水への溶解度 : 溶けない
・蒸気圧:0.15 kPa (20℃)
・相対蒸気密度(空気=1):4.1
・20℃での蒸気/空気混合気体の相対密度(空気=1):1.00
・引火点:45-53℃ (c.c.)
・発火温度:489-515℃
・爆発限界:0.8-11.0 vol%(空気中)
・log Pow (オクタノール/水分配係数):3.58  


暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路:吸入、経皮および経口摂取。 

短期曝露の影響
本物質は、眼、皮膚および気道を刺激する。 神経系に影響を与えることがある。 

吸入の危険性
20℃で気化すると空気が汚染されて、 やや遅く有害濃度に達する。 

長期または反復曝露の影響
反復または長期の皮膚への接触により、皮膚炎を引き起こすことがある。 肝臓に影響を与えることがある。 脂肪変性を生じることがある。 


許容濃度
TLV: 50 ppm (TWA); 100 ppm (STEL); A4(人における発がん性が分類できていない物質).
MAK: 98 mg/m3;20 ppm; ピーク曝露限度カテゴリー: I(2); 妊娠中のリスクグループ: D; 

環境
 

・このカードに記載された情報は、m-とp-の異性体混合物にも適用される
・アルコール飲料の摂取により有害作用が増大する
・添加された安定剤や抑制剤がこの物質の毒性に影響を与える可能性があるので、専門家に相談する 

付加情報
  欧州分類
 

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© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2018