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N,N-ジメチルホルムアミドICSC: 0457
ジメチルホルムアミド
DMF
DMFA
ホルミルジメチルアミン
4月 2014
CAS登録番号: 68-12-2
国連番号: 2265
EINECS番号: 200-679-5

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 引火性。 火災時に、刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。  58℃以上では、蒸気/空気の爆発性混合気体を生じることがある。  裸火禁止、火花禁止、禁煙。 酸化剤との接触禁止。  58℃以上では、密閉系および換気。  水噴霧、粉末消火薬剤、アルコール耐性泡消火薬剤、二酸化炭素を使用する。  火災時:水を噴霧して容器類を冷却する。 

 ミストの発生を防ぐ! あらゆる接触を避ける!  
  症状 予防 応急処置
吸入 咽頭痛。 腹痛。 下痢。 嘔吐。 症状は遅れて現われることがある。 「注」参照。  換気、局所排気、または呼吸用保護具を使用する。  新鮮な空気、安静。 医療機関に連絡する。 
皮膚 吸収される可能性あり! 「吸入」参照。  保護クリーム。 保護手袋。 保護衣。  汚染された衣服を脱がせる。 洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。 医療機関に連絡する。 
充血。 痛み。  呼吸用保護具と併用して、安全ゴーグルまたは眼用保護具を着用する。  数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 
経口摂取 誤嚥の危険性! 腹痛。 黄疸。  作業中は飲食、喫煙をしない。  口をすすぐ。 吐かせない。 医療機関に連絡する。 

漏洩物処理 分類・表示
・個人用保護具:自給式呼吸器付完全保護衣
・換気
・すべての発火源を取り除く
・漏れた液やこぼれた液を、密閉式の容器にできる限り集める
・残留液を、砂または不活性吸収剤に吸収させる
・地域規則に従って保管・処理する
 

国連GHS判定基準に準拠

flam;flameexcl mark;warncancer;health haz
注意喚起語:危険
引火性液体/蒸気
飲み込むまたは皮膚に接触すると有害のおそれ
吸入すると有害
重度の眼刺激
生殖能または胎児への、悪影響のおそれ
肝臓の障害のおそれ
飲み込んで気道に侵入すると、有害のおそれ 

輸送
国連分類
国連危険物分類(UN Hazard Class):3; 国連包装等級(UN Packing Group):III 

貯蔵
・混触危険物質から離しておく
・「化学的危険性」参照
 
包装
 
N,N-ジメチルホルムアミド ICSC: 0457
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
特徴的な臭気のある、無色~黄色の液体。 

物理的危険性
 

化学的危険性
加熱すると、分解する。 窒素酸化物などの有毒なフュームを生じる。 強酸化剤、ハロゲン、ハロゲン化炭化水素および硝酸塩と 激しく反応する。 ある種のプラスチックおよびゴムを侵す。 

化学式: C3H7NO / HCON(CH3)2
分子量: 73.1
・沸点:153℃
・融点:-61℃
・比重(水=1):0.95
・水への溶解度 : 混和する
・蒸気圧:0.49 kPa (25℃)
・相対蒸気密度(空気=1):2.5
・20℃での蒸気/空気混合気体の相対密度(空気=1):1.00
・引火点:58℃ (c.c.)
・発火温度:440℃
・log Pow (オクタノール/水分配係数):-0.87
・粘度:0.85 mm²/s (25℃) 


暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路:吸入および経皮。 

短期曝露の影響
本物質は、眼および気道を刺激する。 肝臓に影響を与えることがある。 組織損傷を生じることがある。 これらの影響は、遅れて現われることがある。 医学的な経過観察が必要である。 「注」参照。 飲み込むと気道に入りやすく、誤嚥性肺炎を起こすことがある。 

吸入の危険性
20℃で気化すると空気が汚染されて、 やや遅く有害濃度に達する。 

長期または反復曝露の影響
肝臓に影響を与えることがある。 機能障害を生じることがある。 実験動物では腫瘍が見つけられているが、人への関連性は不明である。 動物試験では、人の生殖に毒性影響を及ぼす可能性があることが示されている。 


許容濃度
TLV: 5 ppm (TWA); (皮膚吸収); A3(動物実験では発がん性が確認されているが、人との関連は不明な物質) BEI (生物学的曝露指標)記載あり;.
MAK: 15 mg/m3;5 ppm; ピーク曝露限度カテゴリー: II(2); 皮膚吸収 (H); 発がん性カテゴリー: 4; 妊娠中のリスクグループ: B;.
EU-OEL: 15 mg/m3, 5 ppm (TWA); 30 mg/m3, 10 ppm (STEL); (皮膚); 

環境
・本物質の環境への影響は、十分に調べられているが顕著な影響は見出されなかった 

・毒性の症状は、2~3時間あるいは数日経過するまで現れない
・アルコール飲料の摂取により、有害作用が増大する 

付加情報
  欧州分類
記号:T; R:61-20/21-36; S:53-45; Note:E 

ILO, WHOおよびEUは、翻訳の質や正確性、あるいは本翻訳版の使用に関して責任を負うものではない。
© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2018