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三酸化バナジウムICSC: 0455
4月 2006
CAS登録番号: 1314-34-7
国連番号: 3285
EINECS番号: 215-230-9

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 不燃性。 火災時に、刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。        周辺の火災時には、適切な消火剤を使用する。   

 粉塵の拡散を防ぐ!  
  症状 予防 応急処置
吸入 咽頭痛。 咳。 症状は遅れて現われることがある。 「注」参照。  局所排気、または呼吸用保護具を使用する。  新鮮な空気、安静。 
皮膚 発赤。  保護手袋。  汚染された衣服を脱がせる。 多量の水かシャワーで、皮膚を洗い流す。 
充血。  呼吸用保護具と併用して、安全ゴーグルまたは眼用保護具を着用する。  数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 
経口摂取   作業中は飲食、喫煙をしない。  口をすすぐ。 医療機関に連絡する。 

漏洩物処理 分類・表示
・個人用保護具:空気中濃度に応じた粒子用フィルター付マスク
・こぼれた物質を、ふた付きの容器内に掃き入れる
・湿らせてもよい場合は、粉塵を避けるために湿らせてから掃き入れる
・残留分を、注意深く集める
・地域規則に従って保管・処理する
 

国連GHS判定基準に準拠

excl mark;warncancer;health haz
注意喚起語:警告
吸入すると有害
発がんのおそれの疑い 

輸送
国連分類
国連危険物分類(UN Hazard Class):6.1; 国連包装等級(UN Packing Group):III 

貯蔵
・食品や飼料から離しておく
 
包装
・食品や飼料と一緒に輸送してはならない 
三酸化バナジウム ICSC: 0455
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
黒色の粉末。 

物理的危険性
 

化学的危険性
加熱すると、分解する。 有毒なバナジウム酸化物のフュームを生じる。 

化学式: V2O3
分子量: 149.9
・融点:1970℃
・密度:4.87 g/cm³
・水への溶解度(20℃) :0.01 g/100 ml (非常に溶けにくい) 


暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路:エアロゾルの吸入。 

短期曝露の影響
本物質は、眼、皮膚および気道を刺激する。 

吸入の危険性
拡散すると、浮遊粒子が急速に、有害濃度に達することがある。 

長期または反復曝露の影響
気道に影響を与えることがある。 慢性鼻炎および慢性気管支炎を生じることがある。 人で発がん性を示す可能性がある。 


許容濃度
MAK: 発がん性カテゴリー: 2; 生殖細胞変異原性グループ: 2; 

環境
 

・曝露の程度によっては、定期検診を勧める
・呼吸器の症状は1日以上経過してから現われることがある
・ICSC 0596参照 

付加情報
  欧州分類
 

ILO, WHOおよびEUは、翻訳の質や正確性、あるいは本翻訳版の使用に関して責任を負うものではない。
© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2018