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ジエチルアミンICSC: 0444
11月 2008
CAS登録番号: 109-89-7
国連番号: 1154
EINECS番号: 203-716-3

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 引火性。 火災時に、刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。  蒸気/空気の混合気体は、爆発性である。  裸火禁止、火花禁止、禁煙。  密閉系、換気、防爆型電気設備および照明設備。 充填、取り出し、取り扱い時に圧縮空気を使用してはならない。  粉末消火薬剤、アルコール耐性泡消火薬剤、大量の水、二酸化炭素を使用する。  火災時:水を噴霧して容器類を冷却する。 安全な場所から消火作業を行う。 

 あらゆる接触を避ける! いずれの場合も医師に相談! 
  症状 予防 応急処置
吸入 咽頭痛。 咳。 息切れ。 胸骨背部の灼熱感。 症状は遅れて現われることがある。 「注」参照。  密閉系、または換気を使用する。  新鮮な空気、安静。 半座位。 直ちに医療機関に連絡する。 
皮膚 発赤。 痛み。 水疱。 重度の皮膚熱傷。  保護手袋。 保護衣。  少なくとも15分間多量の水で洗い流した後、汚染された衣服を脱がせ、再度洗い流す。 直ちに医療機関に連絡する。 
充血。 痛み。 熱傷。  呼吸用保護具と併用して、安全ゴーグル、顔面シールドまたは眼用保護具を着用する。  多量の水で洗い流す(できればコンタクトレンズをはずす)。 直ちに医療機関に連絡する。 
経口摂取 のどや胸の灼熱感。 腹痛。 下痢。 嘔吐。 ショック/虚脱。  作業中は飲食、喫煙をしない。  口をすすぐ。 吐かせない。 直ちに医療機関に連絡する。 

漏洩物処理 分類・表示
・すべての発火源を取り除く
・危険区域から立ち退く!
・個人用保護具:自給式呼吸器付化学保護衣
・この物質を環境中に放出してはならない
・下水に流してはならない
・換気
・漏れた液を、密閉式の プラスチック容器に集める
・残留分を、注意深く集める
・地域規則に従って保管・処理する
 

国連GHS判定基準に準拠

flam;flamecorrskull;toxic
注意喚起語:危険
引火性の高い液体/蒸気
飲み込むと有害
皮膚に接触すると有毒
吸入すると有害
重篤な皮膚の薬傷・眼の損傷
呼吸器系への刺激のおそれ
水生生物に有害 

輸送
国連分類
国連危険物分類(UN Hazard Class):3; 国連の副次的危険性による分類(UN Subsidiary Risks):8; 国連包装等級(UN Packing Group):II 

貯蔵
・耐火設備
・強酸化剤、強酸、有機化合物および食品や飼料から離しておく
・冷所
・密封
・元の容器でのみ貯蔵
・排水管や下水管へのアクセスのない場で貯蔵する
 
包装
・破損しない包装
・破損しやすい包装のものは密閉式の破損しない容器に入れる
・食品や飼料と一緒に輸送してはならない 
ジエチルアミン ICSC: 0444
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
刺激臭のある、無色の液体。 

物理的危険性
蒸気は空気より重く、地面に沿って移動して、遠距離発火の可能性がある。 

化学的危険性
加熱すると、または燃焼すると、分解する。 窒素酸化物などの有毒なフュームを生じる。 本物質は、中程度の強塩基。 強酸化剤、酸および有機化合物と反応する。 火災または爆発の危険を生じる。 金属、ある種のプラスチック、ゴムおよび被覆剤を侵す。 

化学式: C4H11N / (C2H5)2NH
分子量: 73.1
・沸点:55.5℃
・融点:-50℃
・比重(水=1):0.7
・水への溶解度 : 混和する
・蒸気圧:25.9 kPa (20℃)
・相対蒸気密度(空気=1):2.5
・20℃での蒸気/空気混合気体の相対密度(空気=1):1.4
・引火点:-28℃ (c.c.)
・発火温度:312℃
・爆発限界:1.8-10.1 vol%(空気中)
・log Pow (オクタノール/水分配係数):0.58  


暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路:蒸気の吸入、経皮および経口摂取。 

短期曝露の影響
本物質は眼、皮膚および気道に対して、腐食性を示す。 経口摂取すると、腐食性を示す。 吸入すると、眼や気道に腐食の影響が現われてから肺水腫を引き起こすことがある。 を吸入すると、肺炎を引き起こすことがある。 高濃度で曝露すると、重篤なのどの腫れを引き起こすことがある。 医学的な経過観察が必要である。 

吸入の危険性
20℃で気化すると空気は汚染されて、 きわめて急速に、有害濃度に達することがある。 

長期または反復曝露の影響
蒸気への反復または長期の曝露により、肺が冒されることがある。 歯に影響を与えることがある。 びらんを生じることがある。 


許容濃度
TLV: 5 ppm (TWA); 15 ppm (STEL); (皮膚吸収); A4(人における発がん性が分類できていない物質).
MAK: 6.1 mg/m3;2 ppm; ピーク曝露限度カテゴリー: I(2); 皮膚吸収 (H); 妊娠中のリスクグループ: D;.
EU-OEL: 15 mg/m3, 5 ppm (TWA); 30 mg/m3, 10 ppm (STEL); 

環境
・水生生物に対して有害である
 

・肺水腫の症状は、2~3 時間経過するまで現われない場合が多く、安静を保たないと悪化する。したがって、安静と経過観察が不可欠である
・医師または医師が認定した者による、適切な吸入療法の、迅速な施行を検討する
・作業衣を家に持ち帰ってはならない 

付加情報
  欧州分類
記号:F, C; R:11-20/21/22-35; S:(1/2)-3-16-26-29-36/37/39-45 

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© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2018