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2,5-ジクロロフェノールICSC: 0439
5月 2010
CAS登録番号: 583-78-8
国連番号: 2020
EINECS番号: 209-520-4

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 可燃性。 火災時に、刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。    裸火禁止。    水噴霧、泡消火薬剤、粉末消火薬剤、二酸化炭素を使用する。   

 作業環境管理を厳密に! 粉塵の拡散を防ぐ!  
  症状 予防 応急処置
吸入 咽頭痛。 咳。 灼熱感。  局所排気、または呼吸用保護具を使用する。  新鮮な空気、安静。 医療機関に連絡する。 
皮膚 発赤。 痛み。  保護手袋。 保護衣。  汚染された衣服を脱がせる。 洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。 医療機関に連絡する。 
充血。 痛み。  呼吸用保護具と併用して、顔面シールドまたは眼用保護具を着用する。  多量の水で洗い流す(できればコンタクトレンズをはずす)。 医療機関に連絡する。 
経口摂取 咽頭痛。 灼熱感。  作業中は飲食、喫煙をしない。  口をすすぐ。 安静。 医療機関に連絡する。 

漏洩物処理 分類・表示
・個人用保護具:自給式呼吸器付化学保護衣
・この物質を環境中に放出してはならない
・こぼれた物質を、ふた付きの容器内に掃き入れる
・湿らせてもよい場合は、粉塵を避けるために湿らせてから掃き入れる
・残留分を、注意深く集める
・地域規則に従って保管・処理する
 

国連GHS判定基準に準拠

excl mark;warn
注意喚起語:警告
飲み込むと有害
皮膚刺激
重度の眼刺激
水生生物に毒性 

輸送
国連分類
国連危険物分類(UN Hazard Class):6.1; 国連包装等級(UN Packing Group):III 

貯蔵
・元の容器でのみ貯蔵
・排水管や下水管へのアクセスのない場で貯蔵する
・消火により生じる流出物を収容するための用意
・酸化剤および食品や飼料から離しておく
・床面に沿って換気
 
包装
・食品や飼料と一緒に輸送してはならない
・海洋汚染物質 
2,5-ジクロロフェノール ICSC: 0439
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
特徴的な臭気のある、無色の結晶。 

物理的危険性
データなし。 

化学的危険性
加熱すると、分解する。 酸無水物および塩化水素を含む、有毒で腐食性のフュームを生じる。 燃焼すると、分解する。 ホスゲンなどの有毒なフュームを生じる。 強酸化剤と反応する。 

化学式: C6H4Cl2O
分子量: 163
・沸点:211℃ (99.2 kPa)
・融点:59℃
・水への溶解度 :0.2 g/100 ml (溶けにくい)
・蒸気圧:7 Pa (25℃)
・相対蒸気密度(空気=1):5.6
・20℃での蒸気/空気混合気体の相対密度(空気=1):1.00
・log Pow (オクタノール/水分配係数):3.14  


暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路:吸入、経皮および経口摂取。 

短期曝露の影響
本物質は、眼、皮膚および気道を重度に刺激する。 曝露すると、塩素座瘡を引き起こすことがある。 

吸入の危険性
とくに粉末状の場合、拡散すると浮遊粒子が急速に有害濃度に達することがある。 

長期または反復曝露の影響
「注」参照。 


許容濃度
 

環境
・水生生物に対して毒性がある
・通常の使用法でも、環境中へ放出される
・不適切な廃棄などによる、さらなる放出を避けるよう十分注意すること
 

・この物質の、人の健康への影響に関するデータが不十分なので、最大の注意を払う必要がある
・この物質は可燃性であるが、文献では引火点は不明である
・ICSC 0438 および 0440 参照 

付加情報
  欧州分類
 

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© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2018