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n-ブチルアミンICSC: 0374
1-アミノブタン7月 1997
CAS登録番号: 109-73-9
国連番号: 1125
EINECS番号: 203-699-2

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 引火性が高い。 火災時に、刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。  蒸気/空気の混合気体は、爆発性である。  裸火禁止、火花禁止、禁煙。  密閉系、換気、防爆型電気設備および照明設備。  大量の水、粉末消火薬剤、アルコール耐性泡消火薬剤、二酸化炭素を使用する。  火災時:水を噴霧して容器類を冷却する。 

 あらゆる接触を避ける! いずれの場合も医師に相談! 
  症状 予防 応急処置
吸入 咽頭痛。 咳。 灼熱感。 頭痛。 顔面紅潮。 嘔吐。 めまい。 息切れ。 息苦しさ。 症状は遅れて現われることがある。 「注」参照。  換気、局所排気、または呼吸用保護具を使用する。  新鮮な空気、安静。 半座位。 人工呼吸が必要なことがある。 医療機関に連絡する。 
皮膚 吸収される可能性あり! 痛み。 発赤。 水疱。 皮膚熱傷。  保護手袋。 保護衣。  汚染された衣服を脱がせる。 多量の水かシャワーで、皮膚を洗い流す。 医療機関に連絡する。 
痛み。 充血。 重度の熱傷。 視力喪失。  呼吸用保護具と併用して、顔面シールドまたは眼用保護具を着用する。  数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 
経口摂取 灼熱感。 腹痛。 下痢。 吐き気。 嘔吐。 ショック/虚脱。  作業中は飲食、喫煙をしない。  口をすすぐ。 吐かせない。 医療機関に連絡する。 

漏洩物処理 分類・表示
・危険区域から立ち退く!
・専門家に相談する!
・個人用保護具:自給式呼吸器付化学保護衣
・換気
・この物質を環境中に放出してはならない
・漏れた液やこぼれた液を、密閉式の容器にできる限り集める
・残留液を、砂または不活性吸収剤に吸収させる
・地域規則に従って保管・処理する
 

国連GHS判定基準に準拠

 

輸送
国連分類
国連危険物分類(UN Hazard Class):3; 国連の副次的危険性による分類(UN Subsidiary Risks):8; 国連包装等級(UN Packing Group):II 

貯蔵
・耐火設備
・食品や飼料から離しておく
・「化学的危険性」参照
 
包装
・破損しない包装
・破損しやすい包装のものは密閉式の破損しない容器に入れる
・食品や飼料と一緒に輸送してはならない 
n-ブチルアミン ICSC: 0374
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
特徴的な臭気のある、無色の液体。 放置すると黄色になる。 

物理的危険性
蒸気は空気より重く、地面に沿って移動して、遠距離発火の可能性がある。 

化学的危険性
加熱や燃焼により、分解する。 窒素酸化物などの有毒なフュームを生じる。 本物質は、弱塩基。 強酸化剤および酸と反応する。 火災や爆発の危険を生じる。 水の存在下で、ある種の金属を侵す。 

化学式: C4H11N / CH3(CH2)3NH2
分子量: 73.1
・沸点:78℃
・融点:-50℃
・比重(水=1):0.74
・水への溶解度 : 混和する
・蒸気圧:10.9 kPa (20℃)
・相対蒸気密度(空気=1):2.5
・引火点:-12℃ (c.c.)
・発火温度:312℃
・爆発限界:1.7-9.8 vol%(空気中)
・log Pow (オクタノール/水分配係数):0.86  


暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路:蒸気の吸入、経皮および経口摂取。 

短期曝露の影響
本物質およびその蒸気は、眼、皮膚および気道に対して、腐食性を示す。 蒸気を吸入すると、肺水腫を引き起こすことがある。 「注」参照。 これらの影響は、遅れて現われることがある。 医学的な経過観察が必要である。 

吸入の危険性
20℃で気化すると空気は汚染されて、 きわめて急速に、有害濃度に達することがある。 

長期または反復曝露の影響
反復または長期の皮膚への接触により、皮膚炎を引き起こすことがある。 


許容濃度
TLV: 5 ppm (STEL); (皮膚吸収);.
MAK: 6.1 mg/m3;2 ppm; ピーク曝露限度カテゴリー: I(2); 妊娠中のリスクグループ: C; 

環境
・水生生物に対して有害である
 

・作業時のどの時点でも、許容濃度(天井値)を超えてはならない
・肺水腫の症状は 2~3 時間経過するまで現われない場合が多く、安静を保たないと悪化する
・したがって、安静と経過観察が不可欠である
・医師または医師が認定した者による適切な吸入療法の迅速な施行を検討する 

付加情報
  欧州分類
記号:F, C; R:11-20/21/22-35; S:(1/2)-3-16-26-29-36/37/39-45 

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© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2018