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臭化アセチルICSC: 0365
7月 1997
CAS登録番号: 506-96-7
国連番号: 1716
EINECS番号: 208-061-7

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 可燃性。 火災時に、刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。    裸火禁止。 水との接触禁止。    泡消火薬剤、粉末消火薬剤、二酸化炭素、乾燥砂を使用する。 水は不可。  火災時:水を噴霧して容器類を冷却する。 直接水をかけない。 

 あらゆる接触を避ける!  
  症状 予防 応急処置
吸入 腹痛。 咽頭痛。 咳。 灼熱感。 息切れ。 息苦しさ。 症状は遅れて現われることがある。 「注」参照。  換気、局所排気、または呼吸用保護具を使用する。  新鮮な空気、安静。 半座位。 人工呼吸が必要なことがある。 医療機関に連絡する。 
皮膚 痛み。 発赤。 水疱。 皮膚熱傷。  保護手袋。 保護衣。  汚染された衣服を脱がせる。 多量の水かシャワーで、皮膚を洗い流す。 医療機関に連絡する。 
痛み。 充血。 重度の熱傷。 視力喪失。  呼吸用保護具と併用して、顔面シールドまたは眼用保護具を着用する。  数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 
経口摂取 灼熱感。 腹痛。 ショック/虚脱。  作業中は飲食、喫煙をしない。  口をすすぐ。 吐かせない。 医療機関に連絡する。 

漏洩物処理 分類・表示
・個人用保護具:自給式呼吸器付完全保護衣
・危険区域から立ち退く!
・換気
・この物質を環境中に放出してはならない
・漏れた液やこぼれた液を、密閉式の容器にできる限り集める
・残留液を、乾燥砂または不活性吸収剤に吸収させる
・地域規則に従って保管・処理する
 

国連GHS判定基準に準拠

 

輸送
国連分類
国連危険物分類(UN Hazard Class):8; 国連包装等級(UN Packing Group):II 

貯蔵
・食品や飼料から離しておく
・「化学的危険性」参照
・乾燥
・密封
・床面に沿って換気
 
包装
・食品や飼料と一緒に輸送してはならない 
臭化アセチル ICSC: 0365
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
刺激臭のある、無色の 発煙性の液体。 空気に曝露すると黄色になる。 

物理的危険性
蒸気は空気より重い。 

化学的危険性
加熱すると、分解する。 臭化水素および臭化カルボニルを含む、有毒で腐食性のフュームを生じる。 水、メタノールおよびエタノールと 激しく反応する。 臭化水素を生じる。 水の存在下で、多くの金属を侵す。 

化学式: C2H3BrO / CH3COBr
分子量: 122.96
・沸点:76℃
・融点:-96℃
・比重(水=1):1.5
・水への溶解度 : 反応する
・蒸気圧:13 kPa (20℃)
・相対蒸気密度(空気=1):4.2
・20℃での蒸気/空気混合気体の相対密度(空気=1):1.4
・引火点:75℃ 


暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路:蒸気の吸入および経口摂取。 

短期曝露の影響
本物質およびその蒸気は、眼、皮膚および気道に対して、腐食性を示す。 経口摂取すると、腐食性を示す。 蒸気を吸入すると、肺水腫を引き起こすことがある。 「注」参照。 これらの影響は、遅れて現われることがある。 医学的な経過観察が必要である。 

吸入の危険性
20℃で気化したとき、空気中で有害濃度に達する速度は不明である。 

長期または反復曝露の影響
反復または長期の皮膚への接触により、皮膚炎を引き起こすことがある。 


許容濃度
 

環境
・水生生物に対して有害である
 

・水などの消火薬剤と激しく反応する
・肺水腫の症状は 2~3 時間経過するまで現われない場合が多く、安静を保たないと悪化する
・したがって、安静と経過観察が不可欠である
・医師または医師が認定した者による適切な吸入療法の迅速な施行を検討する 

付加情報
  欧州分類
 

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© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2018