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ジラムICSC: 0348
ジメチルジチオカルバミン酸亜鉛
ジンクジメチルジチオカーバメート
10月 2005
CAS登録番号: 137-30-4
国連番号: 2771
EINECS番号: 205-288-3

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 可燃性。 火災時に、刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。  空気中で粒子が細かく拡散して、爆発性の混合気体を生じる。  裸火禁止。  密閉系、粉塵防爆型電気設備および照明。 粉塵の堆積を防ぐ。  水噴霧、泡消火薬剤、粉末消火薬剤、二酸化炭素を使用する。   

 粉塵の拡散を防ぐ! あらゆる接触を避ける! 青少年や小児への曝露を避ける!  
  症状 予防 応急処置
吸入 咳。 咽頭痛。 腹痛。 吐き気。 嘔吐。  局所排気、または呼吸用保護具を使用する。  新鮮な空気、安静。 医療機関に連絡する。 
皮膚 発赤。 痛み。  保護手袋。 保護衣。  汚染された衣服を脱がせる。 洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。 
充血。 痛み。  呼吸用保護具と併用して、安全ゴーグルまたは眼用保護具を着用する。  数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 
経口摂取 腹痛。 吐き気。 嘔吐。  作業中は飲食、喫煙をしない。 食事前に手を洗う。  口をすすぐ。 水に活性炭を懸濁した液を飲ませる。 医療機関に連絡する。 

漏洩物処理 分類・表示
・個人用保護具:空気中濃度に応じた粒子用フィルター付マスク
・この物質を環境中に放出してはならない
・こぼれた物質を、ふた付きの容器内に掃き入れる
・湿らせてもよい場合は、粉塵を避けるために湿らせてから掃き入れる
・残留分を、注意深く集める
・地域規則に従って保管・処理する
 

国連GHS判定基準に準拠

 

輸送
国連分類
国連危険物分類(UN Hazard Class):6.1; 国連包装等級(UN Packing Group):I 

貯蔵
・排水管や下水管へのアクセスのない場で貯蔵する
・酸および食品や飼料から離しておく
・換気のよい部屋に保管
・密封
 
包装
・食品や飼料と一緒に輸送してはならない
・海洋汚染物質 
ジラム ICSC: 0348
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
白色の粉末。 

物理的危険性
粉末や顆粒状で空気と混合すると、粉塵爆発の可能性がある。 

化学的危険性
加熱や燃焼により、分解する。 窒素酸化物、イオウ酸化物などの有毒で刺激性のフュームを生じる。 酸と接触すると、分解する。 

化学式: ((CH3)2NCS.S)2Zn / C6H12N2S4Zn
分子量: 305.8
・融点:240-250℃
・密度:1.7 g/cm³
・水への溶解度 : 非常に溶けにくい
・log Pow (オクタノール/水分配係数):1.09  


暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路:エアロゾルの吸入および経口摂取。 

短期曝露の影響
本物質は、眼を重度に刺激する。 本物質は、皮膚および気道を刺激する。 

吸入の危険性
拡散すると、浮遊粒子が急速に、有害濃度に達することがある。 

長期または反復曝露の影響
反復または長期の接触により、皮膚感作を引き起こすことがある。 実験動物では腫瘍が見つけられているが、人への関連性は不明である。 


許容濃度
MAK: (吸引性画分): 0.01 mg/m3; ピーク曝露限度カテゴリー: I(2); 皮膚感作 (SH); 妊娠中のリスクグループ: C; 

環境
・水生生物に対して強い毒性がある
・通常の使用法でも、環境中へ放出される
・不適切な廃棄などによる、さらなる放出を避けるよう十分注意すること
 

・製剤に溶剤が使用されている場合は、その溶剤のICSCも参照のこと
・市販の製剤に用いられている溶剤が、この物質の物性および毒性を変化させることがある 

付加情報
  欧州分類
記号:T+, N; R:22-26-37-41-43-48/22-50/53; S:(1/2)-22-26-28-36/37/39-45-60-61 

ILO, WHOおよびEUは、翻訳の質や正確性、あるいは本翻訳版の使用に関して責任を負うものではない。
© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2018