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トリメリット酸無水物ICSC: 0345
トリメリト酸無水物
無水トリメリト酸
10月 2005
CAS登録番号: 552-30-7
EINECS番号: 209-008-0

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 可燃性。  空気中で粒子が細かく拡散して、爆発性の混合気体を生じる。  裸火禁止。  帯電を防ぐ(例えばアースを使用)。 密閉系、粉塵防爆型電気設備および照明。 粉塵の堆積を防ぐ。  水噴霧、粉末消火薬剤を使用する。   

 粉塵の拡散を防ぐ! 作業環境管理を厳密に!  
  症状 予防 応急処置
吸入 咳。 頭痛。 吐き気。 息切れ。 喘鳴。 症状は遅れて現われることがある。 「注」参照。  局所排気、または呼吸用保護具を使用する。  新鮮な空気、安静。 医療機関に連絡する。 
皮膚 発赤。 痛み。  保護手袋。  汚染された衣服を脱がせる。 多量の水かシャワーで、皮膚を洗い流す。 
充血。 痛み。  呼吸用保護具と併用して、安全ゴーグルまたは眼用保護具を着用する。  数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 
経口摂取 吐き気。 腹痛。 灼熱感。 嘔吐。 下痢。  作業中は飲食、喫煙をしない。  口をすすぐ。 コップ1、2杯の水を飲ませる。 医療機関に連絡する。 

漏洩物処理 分類・表示
・個人用保護具:空気中濃度に応じた粒子用フィルター付マスク
・こぼれた物質を、ふた付きの容器内に掃き入れる
・湿らせてもよい場合は、粉塵を避けるために湿らせてから掃き入れる
・残留分を、注意深く集める
 

国連GHS判定基準に準拠

 

輸送
国連分類
 

貯蔵
・乾燥
・塩基および強酸化剤から離しておく
・床面に沿って換気
 
包装
 
トリメリット酸無水物 ICSC: 0345
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
無色の 結晶または粉末。 

物理的危険性
粉末や顆粒状で空気と混合すると、粉塵爆発の可能性がある。 乾燥状態では、撹拌、圧気輸送、注入などにより、静電気を帯びることがある。 

化学的危険性
塩基および酸化剤と 激しく反応する。 水と ゆっくりと反応する。 トリメリット酸を生じる。 

化学式: C9H4O5
分子量: 192.2
・沸点:240-245℃ (1.87 kPa)
・融点:161-163.5℃
・水への溶解度 : 反応する
・蒸気圧:ほとんどない (25℃)
・相対蒸気密度(空気=1):6.6
・引火点:227℃ (o.c.)  


暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路:吸入および経口摂取。 

短期曝露の影響
本物質は、眼を重度に刺激する。 本物質は、皮膚および気道を刺激する。 粉塵を吸入すると、喘息様反応を引き起こすことがある。 

吸入の危険性
拡散すると、浮遊粒子が急速に、有害濃度に達することがある。 

長期または反復曝露の影響
反復または長期の吸入により喘息を引き起こすことがある。 風邪のような症状、肺疾患-貧血症候群を伴うアレルギー反応を引き起こすことがある。 


許容濃度
TLV: 0.0005 mg/m3, as TWA 0.002 mg/m3 (STEL); (皮膚吸収); (感作性);.
MAK: (吸入性画分): 0.04 mg/m3; ピーク曝露限度カテゴリー: I(1); 気道感作 (SA); 

環境
 

・喘息を含むアレルギー反応の症状は4~12時間経過するまで現われない
・この物質により、喘息の症状を示した者は、以後この物質に接触しないこと
・作業時のどの時点でも、許容濃度を超えてはならない
・作業衣を家に持ち帰ってはならない 

付加情報
  欧州分類
記号:Xn; R:37-41-42/43; S:(2)-22-26-36/37/39 

ILO, WHOおよびEUは、翻訳の質や正確性、あるいは本翻訳版の使用に関して責任を負うものではない。
© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2018