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ピリジンICSC: 0323
アザベンゼン12月 2000
CAS登録番号: 110-86-1
国連番号: 1282
EINECS番号: 203-809-9

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 引火性が高い。 火災時に、刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。  蒸気/空気の混合気体は、爆発性である。  裸火禁止、火花禁止、禁煙。  密閉系、換気、防爆型電気設備および照明設備。 充填、取り出し、取り扱い時に圧縮空気を使用してはならない。  大量の水、粉末消火薬剤、アルコール耐性泡消火薬剤、二酸化炭素を使用する。  火災時:水を噴霧して容器類を冷却する。 

   
  症状 予防 応急処置
吸入 咳。 めまい。 頭痛。 吐き気。 息切れ。 意識喪失。  換気、局所排気、または呼吸用保護具を使用する。  新鮮な空気、安静。 人工呼吸が必要なことがある。 医療機関に連絡する。 
皮膚 吸収される可能性あり! 発赤。 灼熱感。 他の症状については、「吸入」参照。  保護手袋。 保護衣。  汚染された衣服を脱がせる。 多量の水かシャワーで、皮膚を洗い流す。 医療機関に連絡する。 
充血。 痛み。  安全眼鏡または顔面シールドを着用する。  数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 
経口摂取 腹痛。 下痢。 嘔吐。 脱力感。 他の症状については、「吸入」参照。  作業中は飲食、喫煙をしない。  口をすすぐ。 吐かせない。 コップ1、2杯の水を飲ませる。 医療機関に連絡する。 

漏洩物処理 分類・表示
・個人用保護具:自給式呼吸器
・すべての発火源を取り除く
・下水に流してはならない
・漏れた液やこぼれた液を、密閉式の容器にできる限り集める
・残留液を、砂または不活性吸収剤に吸収させる
・地域規則に従って保管・処理する
 

国連GHS判定基準に準拠

 

輸送
国連分類
国連危険物分類(UN Hazard Class):3; 国連包装等級(UN Packing Group):II 

貯蔵
・耐火設備
・強酸化剤および強酸から離しておく
・冷所
・乾燥
・密封
 
包装
 
ピリジン ICSC: 0323
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
特徴的な臭気のある、無色の液体。 

物理的危険性
蒸気は空気より重く、地面に沿って移動して、遠距離発火の可能性がある。 

化学的危険性
燃焼すると、分解する。 有毒な窒素酸化物およびシアン化水素のフュームを生じる。 本物質は、弱塩基。 強酸化剤および強酸と 激しく反応する。 

化学式: C5H5N
分子量: 79.1
・沸点:115℃
・融点:-42℃
・比重(水=1):0.98
・水への溶解度 : 混和する
・蒸気圧:2.0 kPa (20℃)
・相対蒸気密度(空気=1):2.73
・20℃での蒸気/空気混合気体の相対密度(空気=1):1.03
・引火点:20℃ (c.c.)
・発火温度:482℃
・爆発限界:1.8-12.4 vol%(空気中)
・log Pow (オクタノール/水分配係数):0.65  


暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路:吸入、経皮および経口摂取。 

短期曝露の影響
本物質は、眼、皮膚および気道を刺激する。 中枢神経系および胃腸管に影響を与えることがある。 許容濃度をはるかに超えて曝露すると、意識低下を引き起こすことがある。 

吸入の危険性
20℃で気化すると空気は汚染されて、 やや急速に、有害濃度に達することがある。 

長期または反復曝露の影響
中枢神経系、肝臓および腎臓に影響を与えることがある。 


許容濃度
TLV: 1 ppm (TWA); A3(動物実験では発がん性が確認されているが、人との関連は不明な物質).
MAK: 皮膚吸収 (H); 発がん性カテゴリー: 3B; 

環境
・水生生物に対して有害である
 

・ピリジンは一般にTLV 以下の濃度でも臭気は充分に感じられる
・しかし臭気に対する知覚は急速に消失する
・曝露の程度によっては、定期検診を勧める 

付加情報
  欧州分類
記号:F, Xn; R:11-20/21/22; S:(2)-26-28 

ILO, WHOおよびEUは、翻訳の質や正確性、あるいは本翻訳版の使用に関して責任を負うものではない。
© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2018