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トリクロロメタンスルフェニルクロリドICSC: 0311
トリクロロメタンスルフェニルクロリド
パークロロメチルメルカプタン
6月 2003
CAS登録番号: 594-42-3
国連番号: 1670
EINECS番号: 209-840-4

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 不燃性。 火災時に、刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。        周辺の火災時には、適切な消火剤を使用する。   

 作業環境管理を厳密に!  
  症状 予防 応急処置
吸入 咳。 咽頭痛。 息苦しさ。 吐き気。 嘔吐。 痙攣。  換気、局所排気、または呼吸用保護具を使用する。  新鮮な空気、安静。 半座位。 人工呼吸が必要なことがある。 医療機関に連絡する。 
皮膚 発赤。 痛み。  保護手袋。  汚染された衣服を脱がせる。 多量の水かシャワーで、皮膚を洗い流す。 医療機関に連絡する。 
充血。 痛み。  呼吸用保護具と併用して、顔面シールドまたは眼用保護具を着用する。  数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 
経口摂取 胃痙攣。 他の症状については、「吸入」参照。  作業中は飲食、喫煙をしない。  口をすすぐ。 吐かせない。 コップ1、2杯の水を飲ませる。 医療機関に連絡する。 

漏洩物処理 分類・表示
・危険区域から立ち退く!
・専門家に相談する!
・個人用保護具:自給式呼吸器付化学保護衣
・漏れた液やこぼれた液を、密閉式の容器にできる限り集める
・残留液を、砂または不活性吸収剤に吸収させる
・地域規則に従って保管・処理する
 

国連GHS判定基準に準拠

 

輸送
国連分類
国連危険物分類(UN Hazard Class):6.1; 国連包装等級(UN Packing Group):I 

貯蔵
・食品や飼料から離しておく
・「化学的危険性」参照
・密封
 
包装
・破損しない包装
・破損しやすい包装のものは密閉式の破損しない容器に入れる
・食品や飼料と一緒に輸送してはならない
・海洋汚染物質 
トリクロロメタンスルフェニルクロリド ICSC: 0311
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
刺激臭のある、黄色の 油状液体。 

物理的危険性
 

化学的危険性
加熱すると、分解する。 硫化水素およびイオウ酸化物を含む、有毒で腐食性のフュームを生じる。 水と接触すると、分解する。 塩化水素、二酸化イオウおよび二酸化炭素を生じる。 塩基、酸化剤および還元剤と反応する。 多くの金属を侵す。 

化学式: CCl4S / CCl3SCl
分子量: 185.9
・沸点:147-148℃
・比重(水=1):1.7
・水への溶解度 : 溶けない
・蒸気圧:0.4 kPa (20℃)
・相対蒸気密度(空気=1):6.4  


暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路:蒸気の吸入、経皮および経口摂取。 

短期曝露の影響
本物質は、眼、皮膚および気道を重度に刺激する。 高濃度の蒸気を吸入すると、肺水腫を引き起こすことがある。 「注」参照。 許容濃度を超えて曝露すると、死を引き起こすことがある。 これらの影響は、遅れて現われることがある。 医学的な経過観察が必要である。 

吸入の危険性
20℃で気化すると空気は汚染されて、 きわめて急速に、有害濃度に達することがある。 

長期または反復曝露の影響
 


許容濃度
TLV: 0.1 ppm (TWA); 

環境
・この物質の、環境への影響は十分に調べられていない
 

・肺水腫の症状は 2~3 時間経過するまで現われない場合が多く、安静を保たないと悪化する
・したがって、安静と経過観察が不可欠である
・医師または医師が認定した者による適切な吸入療法の迅速な施行を検討する
・パークロロメチルメルカプタンという名はCAS番号 75-70-7(CCl3SH)の化合物にも用いられている 

付加情報
  欧州分類
 

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