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4-ニトロアニリンICSC: 0308
p-ニトロアニリン
1-アミノ-4-ニトロベンゼン
C.I. 37035
12月 2001
CAS登録番号: 100-01-6
国連番号: 1661
EINECS番号: 202-810-1

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 可燃性。 多くの反応により、火災や爆発を生じることがある。  空気中で粒子が細かく拡散して、爆発性の混合気体を生じる。  裸火禁止。 可燃性物質との接触禁止。  密閉系、粉塵防爆型電気設備および照明。 粉塵の堆積を防ぐ。  水噴霧、粉末消火薬剤、泡消火薬剤、二酸化炭素を使用する。  火災時:水を噴霧して容器類を冷却する。 安全な場所から消火作業を行う。 

 粉塵の拡散を防ぐ!  
  症状 予防 応急処置
吸入 紫色(チアノーゼ)の唇、爪および皮膚。 頭痛。 めまい。 吐き気。 錯乱。 痙攣。 息苦しさ。 意識喪失。  局所排気、または呼吸用保護具を使用する。  新鮮な空気、安静。 人工呼吸が必要なことがある。 医療機関に連絡する。 
皮膚 吸収される可能性あり! 他の症状については、「吸入」参照。  保護手袋。 保護衣。  汚染された衣服を脱がせる。 多量の水かシャワーで、皮膚を洗い流す。 医療機関に連絡する。 
充血。 痛み。  呼吸用保護具と併用して、顔面シールドまたは眼用保護具を着用する。  数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 
経口摂取 他の症状については、「吸入」参照。  作業中は飲食、喫煙をしない。 食事前に手を洗う。  吐かせる(意識がある場合のみ!)。 医療機関に連絡する。 

漏洩物処理 分類・表示
・個人用保護具:空気中濃度に応じた粒子用フィルター付マスク
・この物質を環境中に放出してはならない
・こぼれた物質を、ふた付きの容器内に掃き入れる
・湿らせてもよい場合は、粉塵を避けるために湿らせてから掃き入れる
・残留分を多量の水で洗い流す
 

国連GHS判定基準に準拠

 

輸送
国連分類
国連危険物分類(UN Hazard Class):6.1; 国連包装等級(UN Packing Group):II 

貯蔵
・強酸、強酸化剤、可燃性物質、還元剤および食品や飼料から離しておく
・乾燥
 
包装
・食品や飼料と一緒に輸送してはならない 
4-ニトロアニリン ICSC: 0308
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
黄色の 結晶または粉末。 

物理的危険性
粉末や顆粒状で空気と混合すると、粉塵爆発の可能性がある。 

化学的危険性
加熱すると、爆発することがある。 燃焼すると、窒素酸化物の有毒なフュームを生成する。 強酸、強酸化剤および強還元剤と反応する。 水分の存在下で有機物と反応する。 火災の危険を生じる。 

化学式: C6H6N2O2
分子量: 138.1
・沸点:332℃
・融点:148℃
・密度:1.4 g/cm³
・水への溶解度(18.5℃) :0.08 g/100 ml
・蒸気圧:0.2 Pa (20℃)
・相対蒸気密度(空気=1):4.8
・引火点:199℃
・log Pow (オクタノール/水分配係数):2.66  


暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路:蒸気の吸入、経皮および経口摂取。 

短期曝露の影響
本物質は、眼を軽度に刺激する。 血管に影響を与えることがある。 メトヘモグロビン生成を生じることがある。 これらの影響は、遅れて現われることがある。 医学的な経過観察が必要である。 「注」参照。 

吸入の危険性
20℃で気化すると空気は汚染されて、 やや急速に、 噴霧もしくは拡散すると、かなり急速に、有害濃度に達することがある。 

長期または反復曝露の影響
血液に影響を与えることがある。 メトヘモグロビンの形成を生じることがある。 「注」参照。 


許容濃度
TLV: 3 mg/m3, as TWA (皮膚吸収); A4(人における発がん性が分類できていない物質) BEI (生物学的曝露指標)記載あり;.
MAK: 皮膚吸収 (H); 発がん性カテゴリー: 3A; 

環境
・水生生物に対して有害である
 

・曝露の程度によっては、定期検診が必要である
・この物質により中毒を起こした場合は、特別の処置が必要であるため、指示のもとに適切な手段をとれるようにしておく
・ICSC 0306 および 0307 参照 

付加情報
  欧州分類
記号:T; R:23/24/25-33-52/53; S:(1/2)-28-36/37-45-61; Note:C 

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© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2018