« 検索結果一覧に戻る  
ベンジジンICSC: 0224
11月 2009
CAS登録番号: 92-87-5
国連番号: 1885
EINECS番号: 202-199-1

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 可燃性。 火災時に、刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。    裸火禁止。    水噴霧、泡消火薬剤、粉末消火薬剤、二酸化炭素を使用する。   

「長期または反復曝露の影響」参照。 あらゆる接触を避ける!  
  症状 予防 応急処置
吸入   密閉系および換気を使用する。  新鮮な空気、安静。 
皮膚 吸収される可能性あり!  保護手袋。 保護衣。  汚染された衣服を脱がせる。 洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。 応急処置を行うときは、保護手袋を着用する。 
  粉末の場合には呼吸用保護具と併用して、顔面シールドまたは眼用保護具を着用する。  多量の水で洗い流す(できればコンタクトレンズをはずす)。 
経口摂取   作業中は飲食、喫煙をしない。 食事前に手を洗う。  口をすすぐ。 

漏洩物処理 分類・表示
・個人用保護具:自給式呼吸器付化学保護衣
・この物質を環境中に放出してはならない
・こぼれた物質を、密閉式の容器内に集める
・湿らせてもよい場合は、粉塵を避けるために湿らせてから掃き入れる
・残留分を、注意深く集める
・地域規則に従って保管・処理する
 

国連GHS判定基準に準拠

excl mark;warncancer;health hazenviro;aqua
注意喚起語:危険
飲み込むと有害
遺伝性疾患のおそれの疑い
発がんのおそれ
長期的影響により、水生生物に非常に強い毒性 

輸送
国連分類
国連危険物分類(UN Hazard Class):6.1; 国連包装等級(UN Packing Group):II 

貯蔵
・消火により生じる流出物を収容するための用意
・強酸化剤および食品や飼料から離しておく
・暗所に保管
・密封
・排水管や下水管へのアクセスのない場で貯蔵する
 
包装
・破損しない包装
・破損しやすい包装のものは密閉式の破損しない容器に入れる
・食品や飼料と一緒に輸送してはならない 
ベンジジン ICSC: 0224
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
無色のまたは帯赤色の結晶性粉末。 空気および光に曝露すると暗色になる。 

物理的危険性
データなし。 

化学的危険性
加熱や燃焼により、分解する。 窒素酸化物などの有毒なフュームを生じる。 強酸化剤、とくに硝酸と 激しく反応する。 

化学式: C12H12N2 / NH2C6H4-C6H4NH2
分子量: 184.2
・沸点:401℃
・融点:120℃
・密度:1.3 g/cm³
・水への溶解度(25℃) :<0.05 g/100 ml (非常に溶けにくい)
・相対蒸気密度(空気=1):6.4
・log Pow (オクタノール/水分配係数):1.34  


暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路:エアロゾルの吸入、経皮および経口摂取。 

短期曝露の影響
 

吸入の危険性
20℃ではほとんど気化しない。しかしとくに粉末状の場合、拡散すると、浮遊粒子が急速に有害濃度に達することがある。 

長期または反復曝露の影響
人で発がん性を示す。 


許容濃度
TLV: A1(人における発がん性が確認されている物質) (皮膚吸収);.
MAK: 発がん性カテゴリー: 1;.
MAK 皮膚吸収 (H); 

環境
・水生生物に対して強い毒性がある
・環境中に放出しないように、強く勧告する
 

・作業衣を家に持ち帰ってはならない
・TLVの注意:どの曝露経路でも、できる限り低濃度になるよう、注意深くコントロールする  

付加情報
  欧州分類
記号:T, N; R:45-22-50/53; S:53-45-60-61; Note:E 

ILO, WHOおよびEUは、翻訳の質や正確性、あるいは本翻訳版の使用に関して責任を負うものではない。
© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2018