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無水酢酸ICSC: 0209
4月 2006
CAS登録番号: 108-24-7
国連番号: 1715
EINECS番号: 203-564-8

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 引火性。  49℃以上では、蒸気/空気の爆発性混合気体を生じることがある。  裸火禁止、火花禁止、禁煙。  49℃以上では、密閉系、換気、および防爆型電気設備。  アルコール耐性泡消火薬剤、粉末消火薬剤、二酸化炭素を使用する。 「注」参照。
  火災時:水を噴霧して容器類を冷却する。 直接水をかけない。 

 あらゆる接触を避ける! いずれの場合も医師に相談! 
  症状 予防 応急処置
吸入 咳。 息苦しさ。 息切れ。 咽頭痛。  換気、局所排気、または呼吸用保護具を使用する。  新鮮な空気、安静。 半座位。 人工呼吸が必要なことがある。 医療機関に連絡する。 
皮膚 発赤。 皮膚熱傷。 痛み。 水疱。 症状は遅れて現われることがある。  保護手袋。 保護衣。  汚染された衣服を脱がせる。 多量の水かシャワーで、皮膚を洗い流す。 医療機関に連絡する。 
流涙。 充血。 痛み。 熱傷。  呼吸用保護具と併用して、顔面シールドまたは眼用保護具を着用する。  数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 
経口摂取 腹痛。 灼熱感。 ショック/虚脱。  作業中は飲食、喫煙をしない。  口をすすぐ。 吐かせない。 コップ1、2杯の水を飲ませる。 医療機関に連絡する。 

漏洩物処理 分類・表示
・専門家に相談する!
・個人用保護具:化学保護衣、顔面シールドおよび空気中濃度に応じた酸性ガスおよび蒸気用フィルター付マスク
・換気
・漏れた液やこぼれた液を、密閉式の容器にできる限り集める
・残留液を、砂または不活性吸収剤に吸収させる
・地域規則に従って保管・処理する
 

国連GHS判定基準に準拠

flam;flameexcl mark;warncorr
注意喚起語:危険
引火性液体/蒸気
飲み込むと有害
重篤な皮膚の薬傷・眼の損傷 

輸送
国連分類
国連危険物分類(UN Hazard Class):8; 国連の副次的危険性による分類(UN Subsidiary Risks):3; 国連包装等級(UN Packing Group):II 

貯蔵
・耐火設備
・食品や飼料および混触危険物質から離しておく
・「化学的危険性」参照
・乾燥
 
包装
・食品や飼料と一緒に輸送してはならない 
無水酢酸 ICSC: 0209
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
刺激臭のある、無色の液体。 

物理的危険性
 

化学的危険性
燃焼すると、分解する。 有毒なガスおよび酢酸などの有毒なフュームを生じる。 アルコール、アミン、酸化剤、強塩基および水と 激しく反応する。 水あるいは乾燥するとの存在下で、多くの金属を侵す。 

化学式: C4H6O3/(CH3CO)2O
分子量: 102.1
・沸点:139℃
・融点:-73℃
・比重(水=1):1.08
・水への溶解度 : 反応する
・蒸気圧:0.5 kPa (20℃)
・相対蒸気密度(空気=1):3.5
・20℃での蒸気/空気混合気体の相対密度(空気=1):1.01
・引火点:49℃ (c.c.)
・発火温度:316℃
・爆発限界:2.7-10.3 vol%(空気中)
・log Pow (オクタノール/水分配係数):-0.27  


暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路:蒸気の吸入および経口摂取。 

短期曝露の影響
催涙性。 本物質は眼、皮膚および気道に対して、腐食性を示す。 経口摂取すると、腐食性を示す。 吸入すると、喘息様反応を引き起こすことがある。 

吸入の危険性
20℃で気化すると空気は汚染されて、 やや急速に、有害濃度に達することがある。 

長期または反復曝露の影響
吸入すると喘息様反応(RADS)を引き起こすことがある。 


許容濃度
MAK: 0.42 mg/m3;0.1 ppm; ピーク曝露限度カテゴリー: I(2); 妊娠中のリスクグループ: C;.
TLV: 1 ppm (TWA); 3 ppm (STEL); A4(人における発がん性が分類できていない物質) 

環境
 

・水と混合すると酢酸を生成する
・大規模な火災は、大量の水で遠距離から消化しなければならない 

付加情報
  欧州分類
記号:C; R:10-20/22-34; S:(1/2)-26-36/37/39-45 

ILO, WHOおよびEUは、翻訳の質や正確性、あるいは本翻訳版の使用に関して責任を負うものではない。
© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2018