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スラグウールICSC: 0195 (11月 2016)


  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 不燃性。        周辺の火災時には、適切な消火剤を使用する。   

「長期または反復曝露の影響」参照。 粉塵の拡散を防ぐ!  
  症状 予防 応急処置
吸入 咽頭痛。 咳。  局所排気、または呼吸用保護具を使用する。  新鮮な空気、安静。 
皮膚 発赤。 掻痒。  保護手袋。 保護衣。  汚染された衣服を脱がせる。 洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。 
充血。 痛み。  呼吸用保護具と併用して、安全ゴーグルまたは眼用保護具を着用する。  数分間多量の水で洗い流す(できればコンタクトレンズをはずす)。 医療機関に連絡する。 
経口摂取 急性症状はない。  作業中は飲食、喫煙をしない。  口をすすぐ。 

漏洩物処理 分類・表示
・個人用保護具:空気中濃度に応じた粒子用フィルター付マスク
・こぼれた物質を、ふた付きの容器内に掃き入れる
・湿らせてもよい場合は、粉塵を避けるために湿らせてから掃き入れる
・残留分を、注意深く集める
・地域規則に従って保管・処理する
 

国連GHS判定基準に準拠

GHS判定基準による危険有害性分類なし 

輸送
国連分類
 

貯蔵
 
包装
 
スラグウール ICSC: 0195
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
無臭の無色~クリーム色の、結晶性固体。 

物理的危険性
 

化学的危険性
 


・水への溶解度 : 溶けない 


暴露・健康への影響

曝露経路
曝露は、主に吸入により起こる。 

短期曝露の影響
眼、気道および皮膚に、機械的刺激を引き起こすことがある。 

吸入の危険性
拡散すると、浮遊粒子が急速に、有害濃度に達することがある。 

長期または反復曝露の影響
反復または長期の皮膚への接触により、皮膚炎を引き起こすことがある。 


許容濃度
 

環境
 

・スラグウールはスラグから製造される非晶質のケイ酸塩である
・粉じんを抑えるために結合剤と油が含まれることがある
・作業衣を家に持ち帰ってはならない
・スラグウール(ICSC 0195)は発癌性物質と分類されない 

付加情報
  欧州分類
 

ILO, WHOおよびEUは、翻訳の質や正確性、あるいは本翻訳版の使用に関して責任を負うものではない。
© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2021