« 検索結果一覧に戻る  
ジノセブICSC: 0149
2,4-ジニトロ-6-(1-メチルプロピルフェノール
2-(1-メチルプロピル)-4,6-ジニトロフェノール
6月 2011
CAS登録番号: 88-85-7
国連番号: 2779
EINECS番号: 201-861-7

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 可燃性。 有機溶剤を含む液体製剤は、引火性のことがある。 火災時に、刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。  密封状態で高温に曝露すると火災および爆発の危険性がある。  裸火禁止。    水噴霧、泡消火薬剤、粉末消火薬剤、二酸化炭素を使用する。  安全な場所から消火作業を行う。 

 あらゆる接触を避ける! 青少年や小児への曝露を避ける! いずれの場合も医師に相談! 
  症状 予防 応急処置
吸入 発汗。 頭痛。 息苦しさ。 吐き気。 嘔吐。 発熱。 痙攣。 意識喪失。 チアノーゼ。  換気(粉末でない場合)、局所排気、または呼吸用保護具を使用する。  新鮮な空気、安静。 人工呼吸が必要なことがある。 医療機関に連絡する。 
皮膚 吸収されやすい! 発赤。 他の症状については、「吸入」参照。  保護手袋。 保護衣。  汚染された衣服を脱がせる。 洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。 直ちに医療機関に連絡する。 
充血。 痛み。  呼吸用保護具と併用して、顔面シールドまたは眼用保護具を着用する。  数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 
経口摂取 腹痛。 他の症状については、「吸入」参照。  作業中は飲食、喫煙をしない。 食事前に手を洗う。  口をすすぐ。 安静。 水に活性炭を懸濁した液を飲ませる。 直ちに医療機関に連絡する。 

漏洩物処理 分類・表示
・個人用保護具:空気中濃度に応じた有機ガスおよび粒子用フィルター付マスク
・この物質を環境中に放出してはならない
・こぼれた物質を、ふた付きの 密閉式容器内に掃き入れる
・湿らせてもよい場合は、粉塵を避けるために湿らせてから掃き入れる
・残留分を、注意深く集める
・地域規則に従って保管・処理する
 

国連GHS判定基準に準拠

skull;toxiccancer;health hazenviro;aqua
注意喚起語:危険
飲み込んだり、皮膚に接触または吸入すると生命に危険
重度の眼刺激
生殖能または胎児への、悪影響のおそれ
長期的影響により、水生生物に非常に強い毒性 

輸送
国連分類
国連危険物分類(UN Hazard Class):6.1; 国連包装等級(UN Packing Group):II 

貯蔵
・消火により生じる流出物を収容するための用意
・塩基および食品や飼料から離しておく
・冷所
・換気のよい部屋に保管
・密封
・排水管や下水管へのアクセスのない場で貯蔵する
 
包装
・食品や飼料と一緒に輸送してはならない
・海洋汚染物質 
ジノセブ ICSC: 0149
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
刺激臭のある橙色の結晶。 

物理的危険性
 

化学的危険性
加熱すると、分解する。 窒素酸化物などの有毒なフュームを生じる。 水溶液は、弱酸である。 水の存在下で、多くの金属を侵す。 

化学式: C10H12N2O5
分子量: 240.2
・融点:38-42℃
・沸点:332℃
・比重(水=1):1.3 (30℃)
・水への溶解度(20℃) :0.005 g/100 ml (非常に溶けにくい)
・蒸気圧:0.007 Pa (20℃)
・相対蒸気密度(空気=1):8.3
・20℃での蒸気/空気混合気体の相対密度(空気=1):1.00
・引火点:>100℃
・log Pow (オクタノール/水分配係数):3.69  


暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路:吸入、経皮および経口摂取。 

短期曝露の影響
本物質は、眼を刺激する。 中枢神経系に影響を与えることがある。 高濃度で曝露すると、死を引き起こすことがある。 

吸入の危険性
20℃で気化したとき、空気は汚染されても有害濃度に達しないか、達してもきわめて遅い; しかし、噴霧もしくは拡散すると、かなり急速に有害濃度に達する。 

長期または反復曝露の影響
造血系に影響を与えることがある。 人で生殖毒性を引き起こすことがある。 


許容濃度
 

環境
・水生生物に対して強い毒性がある
・環境に有害な場合がある。ハチ、鳥類および哺乳類への影響にとくに注意すること
・通常の使用法でも、環境中へ放出される
・不適切な廃棄などによる、さらなる放出を避けるよう十分注意すること
 

・文献では分解温度は不明である
・曝露の程度によっては、定期検診を勧める
・市販の製剤に用いられている溶剤が、この物質の物性および毒性を変化させることがある
・製剤に溶剤が使用されている場合は、その溶剤のICSCも参照のこと
・作業衣を家に持ち帰ってはならない 

付加情報
  欧州分類
記号:T, N; R:61-62-24/25-36-44-50/53; S:53-45-60-61; Note:E 

ILO, WHOおよびEUは、翻訳の質や正確性、あるいは本翻訳版の使用に関して責任を負うものではない。
© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2018