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ジ(2,3-エポキシプロピル)エーテルICSC: 0145
ビス(2,3-エポキシプロピル)エーテル
ジグリシジルエ-テル
DGE
9月 1997
CAS登録番号: 2238-07-5
EINECS番号: 218-802-6

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 可燃性。  64℃以上では、蒸気/空気の爆発性混合気体を生じることがある。  裸火禁止。  64℃以上では、密閉系、換気、および防爆型電気設備。  水噴霧、粉末消火薬剤、泡消火薬剤、二酸化炭素を使用する。   

 作業環境管理を厳密に!  
  症状 予防 応急処置
吸入 めまい。 息切れ。 咽頭痛。 意識喪失。 脱力感。  換気、局所排気、または呼吸用保護具を使用する。  新鮮な空気、安静。 半座位。 医療機関に連絡する。 
皮膚 吸収される可能性あり! 皮膚の乾燥。 発赤。 荒れ。 皮膚熱傷。 痛み。 水疱。  保護手袋。 保護衣。  汚染された衣服を脱がせる。 多量の水かシャワーで、皮膚を洗い流す。 医療機関に連絡する。 
充血。 痛み。 かすみ眼。  呼吸用保護具と併用して、顔面シールドまたは眼用保護具を着用する。  数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 
経口摂取 吐き気。 嘔吐。  作業中は飲食、喫煙をしない。  口をすすぐ。 コップ1、2杯の水を飲ませる。 医療機関に連絡する。 

漏洩物処理 分類・表示
・漏れた液やこぼれた液を、密閉式の容器にできる限り集める
・残留分を多量の水で洗い流す
 

国連GHS判定基準に準拠

 

輸送
国連分類
 

貯蔵
・強酸化剤から離しておく
・床面に沿って換気
 
包装
 
ジ(2,3-エポキシプロピル)エーテル ICSC: 0145
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
刺激臭のある、無色の液体。 

物理的危険性
 

化学的危険性
爆発性過酸化物の生成が推測される。 加熱すると、爆発することがある。 強酸化剤と反応する。 

化学式: C6H10O3 / C2H3OCH2OCH2C2H3O
分子量: 130.2
・沸点:260℃ (100 kPa)
・比重(水=1):1.26
・水への溶解度:「注」参照
・蒸気圧:12 Pa (25℃)
・相対蒸気密度(空気=1):4.5
・20℃での蒸気/空気混合気体の相対密度(空気=1):1.00
・引火点:64℃
・爆発限界: vol%(空気中)「注」参照 


暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路:吸入、経皮および経口摂取。 

短期曝露の影響
本物質は、眼、皮膚および気道を重度に刺激する。 蒸気を吸入すると、肺水腫を引き起こすことがある。 「注」参照。 血管、腎臓、肝臓および精巣に影響を与えることがある。 曝露すると、意識低下を引き起こすことがある。 医学的な経過観察が必要である。 

吸入の危険性
20℃で気化すると空気は汚染されて、 やや急速に、有害濃度に達することがある。 

長期または反復曝露の影響
反復または長期の皮膚への接触により、皮膚炎を引き起こすことがある。 反復または長期の接触により、皮膚感作を引き起こすことがある。 動物試験では、人の生殖に毒性影響を及ぼす可能性があることが示されている。 


許容濃度
TLV: 0.01 ppm (TWA); A4(人における発がん性が分類できていない物質).
MAK: 皮膚吸収 (H); 発がん性カテゴリー: 3B; 

環境
 

・発火温度は文献では不明である
・文献では爆発限界は不明である
・肺水腫の症状は、2~3 時間経過するまで現われない場合が多く、安静を保たないと悪化する。したがって、安静と経過観察が不可欠である
・医師または医師が認定した者による、適切な吸入療法の、迅速な施行を検討する
・許容濃度を超えても、臭気として十分に感じないので注意すること
・蒸留前に過酸化物をチェックする;検出された場合は除去する 

付加情報
  欧州分類
 

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© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2018