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モノクロロエタンICSC: 0132
塩化エチル
エチルクロライド
10月 2000
CAS登録番号: 75-00-3
国連番号: 1037
EINECS番号: 200-830-5

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 引火性がきわめて高い。 火災時に、刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。  気体/空気の混合気体は、爆発性である。  裸火禁止、火花禁止、禁煙。  密閉系、換気、防爆型電気設備および照明設備。 液状であれば、帯電を防ぐ(例えばアースを使用)。 火花防止工具を使用する。  供給源を遮断する。それが不可能で、かつ周辺に危険が及ばなければ、燃え尽きるにまかせる。その他の場合は粉末消火剤、二酸化炭素を用いて消火する。  火災時:水を噴霧して圧力容器を冷却する。 

 作業環境管理を厳密に!  
  症状 予防 応急処置
吸入 めまい。 傾眠。 頭痛。 胃痙攣。  換気、局所排気、または呼吸用保護具を使用する。  新鮮な空気、安静。 医療機関に連絡する。 
皮膚 液体に触れた場合:凍傷。  保温手袋。 保護衣。  凍傷の場合:多量の水で洗い流し、衣服は脱がせない。 多量の水かシャワーで、皮膚を洗い流す。 医療機関に連絡する。 
充血。 痛み。 かすみ眼。  呼吸用保護具と併用して、顔面シールドまたは眼用保護具を着用する。  数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 
経口摂取   作業中は飲食、喫煙をしない。   

漏洩物処理 分類・表示
・危険区域から立ち退く!
・専門家に相談する!
・個人用保護具:自給式呼吸器
・換気
・この物質を環境中に放出してはならない
 

国連GHS判定基準に準拠

 

輸送
国連分類
国連危険物分類(UN Hazard Class):2.1 

貯蔵
・耐火設備
 
包装
・特別な断熱圧力容器
・特別な付属品 
モノクロロエタン ICSC: 0132
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
特徴的な臭気のある、無色の 圧縮 液化気体。 

物理的危険性
気体は空気より重く、地面に沿って移動し、遠距離発火の可能性がある。 

化学的危険性
加熱や燃焼により、分解する。 塩化水素(ICSC 0163 参照)およびホスゲン(ICSC 0007 参照)の、有毒なガスを生じる。 

化学式: C2H5Cl / CH3CH2Cl
分子量: 64.5
・沸点:12.5℃
・融点:-138℃
・比重(水=1):0.918
・水への溶解度(20℃) :0.574 g/100 ml
・蒸気圧:133.3 kPa (20℃)
・相対蒸気密度(空気=1):2.22
・引火点:-50℃ (c.c.)
・発火温度:519℃
・爆発限界:3.6-14.8 vol%(空気中)
・log Pow (オクタノール/水分配係数):1.54  


暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路:吸入。 

短期曝露の影響
本物質は、眼、皮膚および気道を軽度に刺激する。 この液体が急速に気化すると、凍傷を引き起こすことがある。 中枢神経系に影響を与えることがある。 許容濃度をはるかに超えて曝露すると、意識喪失、不整脈および死を引き起こすことがある。 

吸入の危険性
容器を開放すると、空気中でこの気体は、きわめて急速に有害濃度に達する。 

長期または反復曝露の影響
 


許容濃度
TLV: 100 ppm (TWA); (皮膚吸収); A3(動物実験では発がん性が確認されているが、人との関連は不明な物質).
MAK: 皮膚吸収 (H); 発がん性カテゴリー: 3B;.
EU-OEL: 268 mg/m3, 100 ppm (TWA); 

環境
・水生生物に対して有害である
 

・アルコール飲料の摂取により、有害作用が増大する
・汚染された衣服は(火災の危険があるため)、多量の水ですすぎ洗いする
・火や高温面の近くで、または溶接作業中に使用してはならない
・圧力容器が漏出しているときは、気体が液状で漏れるのを防ぐため、洩れ口を上にする 

付加情報
  欧州分類
記号:F+, Xn; R:12-40-52/53; S:(2)-9-16-33-36/37-61 

ILO, WHOおよびEUは、翻訳の質や正確性、あるいは本翻訳版の使用に関して責任を負うものではない。
© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2018