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ビフェニルICSC: 0106
ジフェニル
フェニルベンゼン
Dibenzene
10月 2006
CAS登録番号: 92-52-4
国連番号: 3077
EINECS番号: 202-163-5

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 可燃性。  空気中で粒子が細かく拡散して、爆発性の混合気体を生じる。  裸火禁止。  密閉系、粉塵防爆型電気設備および照明。 粉塵の堆積を防ぐ。 帯電を防ぐ(例えばアースを使用)。  水噴霧、泡消火薬剤、粉末消火薬剤、二酸化炭素を使用する。   

 粉塵の拡散を防ぐ!  
  症状 予防 応急処置
吸入 咳。 吐き気。 嘔吐。  粉塵 ミストの吸入を避ける。 局所排気、または呼吸用保護具を使用する。  新鮮な空気、安静。 医療機関に連絡する。 
皮膚 発赤。  保護手袋。  汚染された衣服を脱がせる。 洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。 
充血。 痛み。  粉末の場合には呼吸用保護具と併用して、安全ゴーグルまたは眼用保護具を着用する。  数分間多量の水で洗い流す(できればコンタクトレンズをはずす)。 
経口摂取 他の症状については、「吸入」参照。  作業中は飲食、喫煙をしない。 食事前に手を洗う。  口をすすぐ。 医療機関に連絡する。 

漏洩物処理 分類・表示
・個人用保護具:空気中濃度に応じた有機ガスおよび粒子用フィルター付マスク
・この物質を環境中に放出してはならない
・こぼれた物質を、ふた付きの容器内に掃き入れる
・湿らせてもよい場合は、粉塵を避けるために湿らせてから掃き入れる
・残留分を、注意深く集める
・地域規則に従って保管・処理する
 

国連GHS判定基準に準拠

cancer;health hazenviro;aqua
注意喚起語:警告
眼刺激
吸入長期または反復曝露による肝臓および神経系の障害のおそれ
水生生物に、非常に強い毒性 

輸送
国連分類
国連危険物分類(UN Hazard Class):9; 国連包装等級(UN Packing Group):III 

貯蔵
・食品や飼料および酸化剤から離しておく
・消火により生じる流出物を収容するための用意
・排水管や下水管へのアクセスのない場で貯蔵する
 
包装
・食品や飼料と一緒に輸送してはならない 
ビフェニル ICSC: 0106
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
特徴的な臭気のある、白色の結晶、または薄片。 

物理的危険性
粉末や顆粒状で空気と混合すると、粉塵爆発の可能性がある。 

化学的危険性
酸化剤と反応する。 

化学式: C12H10 / C6H5C6H5
分子量: 154.2
・沸点:256℃
・融点:70℃
・比重(水=1):1.04
・水への溶解度(20℃) :0.0004 g/100 ml
・蒸気圧:1.19 Pa (25℃)
・相対蒸気密度(空気=1):5.3
・20℃での蒸気/空気混合気体の相対密度(空気=1):1.0
・引火点:113℃ (c.c.)
・発火温度:540℃
166111・爆発限界:0.6("N2"℃)~5.8("N4"℃) vol%(空気中)
・log Pow (オクタノール/水分配係数):3.16/4.09  


暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路:吸入、経皮および経口摂取。 

短期曝露の影響
本物質は、眼、皮膚および気道を刺激する。 

吸入の危険性
拡散すると、浮遊粒子が急速に、有害濃度に達することがある。 

長期または反復曝露の影響
肝臓および神経系に影響を与えることがある。 機能障害を生じることがある。 


許容濃度
TLV: 0.2 ppm (TWA);.
MAK: 皮膚吸収 (H); 発がん性カテゴリー: 3B; 

環境
・水生生物に対して強い毒性がある
・食物連鎖において、たとえば植物で生物濃縮が起こることがある
・環境中に放出しないように、強く勧告する
 

・作業衣を家に持ち帰ってはならない 

付加情報
  欧州分類
記号:Xi, N; R:36/37/38-50/53; S:(2)-23-60-61 

ILO, WHOおよびEUは、翻訳の質や正確性、あるいは本翻訳版の使用に関して責任を負うものではない。
© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2018