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塩化ビニルICSC: 0082
クロロエテン
クロロエチレン
VCM
4月 2017
CAS登録番号: 75-01-4
国連番号: 1086 (安定化)
EINECS番号: 200-831-0

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 引火性がきわめて高い。 火災時に、刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。  気体/空気の混合気体は、爆発性である。  裸火禁止、火花禁止、禁煙。  密閉系、換気、防爆型電気設備および照明設備。 火花防止工具を使用する。  供給源を遮断する。それが不可能で、かつ周辺に危険が及ばなければ、燃え尽きるにまかせる。その他の場合は粉末消火剤、二酸化炭素、水噴霧を用いて消火する。 「注」参照。
  火災時:水を噴霧して圧力容器を冷却する。 安全な場所から消火作業を行う。 

 あらゆる接触を避ける! いずれの場合も医師に相談! 
  症状 予防 応急処置
吸入 めまい。 嗜眠。 頭痛。 意識喪失。 かすみ眼。 痺れ。 刺痛感。  換気、局所排気、または呼吸用保護具を使用する。  新鮮な空気、安静。 直ちに医療機関に連絡する。 
皮膚 液体に触れた場合:凍傷。  保護手袋。 保温手袋。 保護衣。  凍傷の場合:多量の水で洗い流し、衣服は脱がせない。 直ちに医療機関に連絡する。 
充血。 痛み。  呼吸用保護具と併用して、安全ゴーグルまたは眼用保護具を着用する。  多量の水で洗い流す(できればコンタクトレンズをはずす)。 医療機関に連絡する。 
経口摂取   作業中は飲食、喫煙をしない。   

漏洩物処理 分類・表示
・危険区域から立ち退く!
・専門家に相談する!
・個人用保護具:自給式呼吸器付完全保護衣
・換気
・すべての発火源を取り除く
・細かな噴霧水を用いて、蒸気雲を除去する
・液体に向けて水を噴射してはならない
 

国連GHS判定基準に準拠

flam;flamecylinder;gasexcl mark;warncancer;health haz
注意喚起語:危険
極めて引火性の高いガス
加圧ガス;熱すると爆発のおそれ
眠気やめまいのおそれ
長期または反復曝露による肝臓の障害のおそれ
遺伝性疾患のおそれの疑い
発がんのおそれ 

輸送
国連分類
国連危険物分類(UN Hazard Class):2.1 

貯蔵
・耐火設備
・:「化学的危険性」参照から離しておく
・冷所
・安定化した状態でのみ貯蔵
・密封
・換気のよい部屋に保管
・酸化剤から離しておく
 
包装
 
塩化ビニル ICSC: 0082
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
特徴的な臭気のある、無色の 圧縮 液化気体。 

物理的危険性
気体は空気より重く、地面に沿って移動し、遠距離発火の可能性がある。 蒸気は抑制されておらず、重合して排気孔を塞ぐことがある。 

化学的危険性
特定の状況下で、爆発性過酸化物を生成することがある。 加熱、空気や光の影響、触媒、強酸化剤、銅やアルミニウムなどの金属との接触により、 容易に重合する。 火災または爆発の危険を生じる。 燃焼すると、分解する。 塩化水素 ホスゲン有毒で腐食性のフュームを生じる。 水分の存在下で、鉄およびスチールを侵す。 

化学式: C2H3Cl / H2C=CHCl
分子量: 62.5
・沸点:-13℃
・融点:-154℃
・比重(水=1):0.9 (液体)
・密度 (15℃で蒸気):8 g/l
・水への溶解度(25℃) :1.1 g/l (溶けにくい)
・相対蒸気密度(空気=1):2.2
・蒸気圧:334 kPa (20℃)
・引火点:-78℃ (c.c.)
・発火温度:472℃
・爆発限界:3.6-33 vol%(空気中)
・log Pow (オクタノール/水分配係数):1.6  


暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路:吸入。 

短期曝露の影響
液体は、凍傷を引き起こすことがある。 本物質は、眼を刺激する。 中枢神経系に影響を与えることがある。 意識低下、痙攣および発作を生じることがある。 医学的な経過観察が必要である。 

吸入の危険性
容器を開放すると、空気中でこの気体は、きわめて急速に有害濃度に達する。 

長期または反復曝露の影響
肝臓、脾臓、血液、末梢血管および指の組織や骨に影響を与えることがある。 動物試験では人で生殖・発生毒性を引き起こす可能性があることが示されている。 人で発がん性を示す。 


許容濃度
TLV: 1 ppm (TWA); A1(人における発がん性が確認されている物質).
EU-OEL: 2.6 mg/m3, 1 ppm (TWA);.
MAK: 発がん性カテゴリー: 1; 

環境
・環境に有害な場合がある。地下水の汚染への影響にとくに注意すること
 

・曝露の程度によっては、定期検診を勧める
・許容濃度を超えても、臭気として十分に感じないので注意すること
・火や高温面の近くで、または溶接作業中に使用してはならない
・添加された安定剤や抑制剤がこの物質の毒性に影響を与える可能性があるので、専門家に相談する
・この物質の大火災は、ほとんど消火できない:噴霧水もしくは水霧を用いる 

付加情報
  欧州分類
記号:F+, T; R:45-12; S:53-45; Note:D 

ILO, WHOおよびEUは、翻訳の質や正確性、あるいは本翻訳版の使用に関して責任を負うものではない。
© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2018