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MCPAICSC: 0054
4-クロロ-2-メチルフェノキシ酢酸11月 2009
CAS登録番号: 94-74-6
国連番号: 3077
EINECS番号: 202-360-6

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 不燃性。 有機溶剤を含む液体製剤は、引火性のことがある。 火災時に、刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。  製剤が引火性/爆発性溶剤を含む場合火災および爆発の危険性がある。      周辺の火災時には、適切な消火剤を使用する。   

 粉塵の拡散を防ぐ!  
  症状 予防 応急処置
吸入 咳。 咽頭痛。 頭痛。 吐き気。  局所排気、または呼吸用保護具を使用する。  新鮮な空気、安静。 医療機関に連絡する。 
皮膚 発赤。 痛み。  保護手袋。 保護衣。  汚染された衣服を脱がせる。 洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。 医療機関に連絡する。 
充血。 痛み。 熱傷。 かすみ眼。  粉末の場合には呼吸用保護具と併用して、安全ゴーグルまたは眼用保護具を着用する。  多量の水で洗い流す(できればコンタクトレンズをはずす)。 直ちに医療機関に連絡する。 
経口摂取 のどや胸の灼熱感。 腹痛。 吐き気。 下痢。 意識喪失。 嘔吐。 脱力感。 ショック/虚脱。  作業中は飲食、喫煙をしない。 食事前に手を洗う。  口をすすぐ。 コップ1、2杯の水を飲ませる。 直ちに医療機関に連絡する。 

漏洩物処理 分類・表示
・個人用保護具:空気中濃度に応じた有機ガスおよび粒子用フィルター付マスク
・この物質を環境中に放出してはならない
・こぼれた物質を、密閉式の容器内に集める
・湿らせてもよい場合は、粉塵を避けるために湿らせてから掃き入れる
・残留分を、注意深く集める
・地域規則に従って保管・処理する
 

国連GHS判定基準に準拠

correxcl mark;warnenviro;aqua
注意喚起語:危険
飲み込むまたは吸入すると有害
皮膚刺激
重篤な眼の損傷
呼吸器への刺激のおそれ
長期的影響により、水生生物に非常に強い毒性 

輸送
国連分類
国連危険物分類(UN Hazard Class):9; 国連包装等級(UN Packing Group):III 

貯蔵
・消火により生じる流出物を収容するための用意
・強塩基および食品や飼料から離しておく
・排水管や下水管へのアクセスのない場で貯蔵する
・冷所
 
包装
・食品や飼料と一緒に輸送してはならない 
MCPA ICSC: 0054
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
特徴的な臭気のある、白色の結晶性粉末。 

物理的危険性
データなし。 

化学的危険性
加熱すると、分解する。 塩化水素およびホスゲンを含む、有毒で腐食性のフュームを生じる。 本物質は、弱酸。 水の存在下で、多くの金属を侵す。 

化学式: C9H9ClO3
分子量: 200.6
・融点:113-119℃
・比重(水=1):1.3
・水への溶解度 : 溶けない
・蒸気圧: Pa (20℃) (ほとんどない)
・log Pow (オクタノール/水分配係数):2.8  


暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路:エアロゾルの吸入、経皮および経口摂取。 

短期曝露の影響
本物質は、皮膚および気道を刺激する。 本物質は眼に対して、腐食性を示す。 大量に経口摂取すると、神経系および心臓に影響を与えることがある。 

吸入の危険性
20℃ではほとんど気化しない。しかしとくに粉末状の場合、噴霧もしくは拡散すると、浮遊粒子が急速に有害濃度に達することがある。 

長期または反復曝露の影響
 


許容濃度
 

環境
・水生生物に対して強い毒性がある
・通常の使用法でも、環境中へ放出される
・不適切な廃棄などによる、さらなる放出を避けるよう十分注意すること
 

・MCPAは、人に対して発がん性を示す可能性があると分類されている、クロロフェノキシ系除草剤である
・曝露の程度によっては、定期検診を勧める
・市販の製剤に用いられている溶剤が、この物質の物性および毒性を変化させることがある 

付加情報
  欧州分類
記号:Xn, N; R:22-38-41-50/53; S:(2)-26-37-39-60-61 

ILO, WHOおよびEUは、翻訳の質や正確性、あるいは本翻訳版の使用に関して責任を負うものではない。
© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2018