タンタル | ICSC: 1596 (10月 2005) |
CAS登録番号: 7440-25-7 |
国連番号: 3089 |
EINECS番号: 231-135-5 |
一次災害 | 予防 | 消火活動 | |
---|---|---|---|
火災・爆発 | 可燃性。 空気に触れると、自然発火することがある。 空気中で粒子が細かく拡散して、爆発性の混合気体を生じる。 | 裸火禁止、火花禁止、禁煙。 密閉系、粉塵防爆型電気設備および照明。 粉塵の堆積を防ぐ。 | 乾燥粉末消火剤、乾燥砂、特殊粉末消火薬剤を使用する。 二酸化炭素、泡消火薬剤、水は不可。 火災時:水を噴霧して容器類を冷却する。 直接水をかけない。 |
粉塵の拡散を防ぐ! | |||
---|---|---|---|
症状 | 予防 | 応急処置 | |
吸入 | 咳。 | 粉塵の吸入を避ける。 | 新鮮な空気、安静。 |
皮膚 | 保護手袋。 | 汚染された衣服を脱がせる。 洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。 | |
眼 | 充血。 | 安全眼鏡を着用する。 | 数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 |
経口摂取 | 作業中は飲食、喫煙をしない。 | 口をすすぐ。 |
漏洩物処理 | 分類・表示 |
---|---|
・すべての発火源を取り除く ・個人用保護具:空気中濃度に応じた粒子用フィルター付マスク ・漏洩物を、乾燥不活性吸収剤で覆う ・こぼれた物質を特殊装置で吸引する ・地域規則に従って保管・処理する |
国連GHS判定基準に準拠 輸送 |
貯蔵 | |
・耐火設備 ・強酸化剤およびハロゲンから離しておく |
|
包装 | |
・気密 |
タンタル | ICSC: 1596 |
物理学的・化学的情報 | |
---|---|
物理的状態;外観
物理的危険性
化学的危険性
|
化学式: Ta |
暴露・健康への影響 | |
---|---|
曝露経路
短期曝露の影響
|
吸入の危険性
長期または反復曝露の影響
|
許容濃度 |
---|
MAK: (吸引性画分): 4 mg/m3;. MAK: (吸入性画分): 0.3 mg/m3; ピーク曝露限度カテゴリー: II(8); 妊娠中のリスクグループ: C; 発がん性カテゴリー: 4; |
環境 |
---|
注 |
---|
・閉ざされた場所で燃焼すると、爆轟することがある |
付加情報 | ||
---|---|---|
欧州分類 |
ILO, WHOおよびEUは、翻訳の質や正確性、あるいは本翻訳版の使用に関して責任を負うものではない。 © 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2021 |
|