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ポリエチレンICSC: 1488 (10月 2004)
エチレンポリマー
PE
CAS登録番号: 9002-88-4

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 可燃性。 火災時に、刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。  空気中で粒子が細かく拡散して、爆発性の混合気体を生じる。  裸火禁止。  密閉系、粉塵防爆型電気設備および照明。 粉塵の堆積を防ぐ。  水噴霧、粉末消火薬剤、泡消火薬剤、二酸化炭素を使用する。   

   
  症状 予防 応急処置
吸入 咳。  粉塵の吸入を避ける。  新鮮な空気、安静。 
皮膚     汚染された衣服を脱がせる。 洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。 
  安全ゴーグルを着用する。  数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 
経口摂取   作業中は飲食、喫煙をしない。   

漏洩物処理 分類・表示
・こぼれた物質を、ふた付きの 適切な、ラベル付き容器内に掃き入れる
・湿らせてもよい場合は、粉塵を避けるために湿らせてから掃き入れる
・個人用保護具:空気中濃度に応じた粒子用フィルター付マスク
 

国連GHS判定基準に準拠

 

輸送
国連分類
 

貯蔵
・混触危険物質から離しておく
・「化学的危険性」参照
 
包装
 
ポリエチレン ICSC: 1488
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
白色の様々な形状の固体。 

物理的危険性
粉末や顆粒状で空気と混合すると、粉塵爆発の可能性がある。 

化学的危険性
加熱すると、分解する。 有毒で刺激性のフュームを生じる。 火災や爆発の危険を生じる。 フッ素と 激しく反応する。 強酸および強酸化剤と反応する。 

化学式: (C2H4)n
分子量: 多様(ポリマー)
・融点:85-140℃
・「注」参照
・密度:0.91-0.96 g/cm³
・「注」参照
・引火点:341℃
・「注」参照
・発火温度:330-410℃
・「注」参照 


暴露・健康への影響

曝露経路
 

短期曝露の影響
 

吸入の危険性
とくに粉末状の場合、急速に、浮遊粒子が不快濃度に達することがある。 

長期または反復曝露の影響
 


許容濃度
 

環境
 

・LDPE は低密度の、HDPEは高密度のポリエチレンのことである; 物理化学的性質は分子量によって変わる
・物理化学的性質は分子量によって変わる
・熱分解は290℃で始まる
・ポリエチレン製品は製造過程で使用される添加剤により、幅広く様々な型で利用可能である
・添加剤はこの物質の物理的性質や毒性に影響を与えることがある 

付加情報
  欧州分類
 

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© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2021