ICSC 1249 - 水素化テルフェニル(40% 水素化)

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水素化テルフェニル(40% 水素化)	ICSC: 1249 (6月 2012)

CAS登録番号： 61788-32-7

EINECS番号： 262-967-7

	一次災害	予防	消火活動
火災・爆発	可燃性。火災時に、刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。	裸火禁止。	水噴霧、粉末消火薬剤、泡消火薬剤、二酸化炭素を使用する。

｢注｣参照。ミストの発生を防ぐ！
	症状	予防	応急処置
吸入	咳。	ミストの吸入を避ける。換気、局所排気、または呼吸用保護具を使用する。	新鮮な空気、安静。体調がよくないと感じた場合は医療機関を受診する。
皮膚	発赤。痛み。	保護手袋。保護衣。	汚染された衣服を脱がせる。洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。医療機関に連絡する。
眼	充血。痛み。	呼吸用保護具と併用して、安全ゴーグルまたは眼用保護具を着用する。	数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。
経口摂取	灼熱感。咳。	作業中は飲食、喫煙をしない。食事前に手を洗う。	口をすすぐ。体調がよくないと感じた場合は、医療機関を受診する。

漏洩物処理	分類・表示
・個人用保護具：空気中濃度に応じた有機ガスおよび蒸気用フィルター付マスク・この物質を環境中に放出してはならない・漏れた液やこぼれた液を、密閉式の容器にできる限り集める・残留液を、砂または不活性吸収剤に吸収させる・地域規則に従って保管・処理する	国連GHS判定基準に準拠皮膚および眼刺激長期的影響により水生生物に有害のおそれ輸送国連分類
貯蔵
・床面に沿って換気・排水管や下水管へのアクセスのない場で貯蔵する
包装

水素化テルフェニル(40% 水素化)

ICSC: 1249

物理学的・化学的情報
物理的状態；外観特徴的な臭気のある、透明、油状、淡黄色の液体。物理的危険性化学的危険性燃焼すると、分解する。刺激性のフュームを生じる。	化学式： (C₆H₇)₃ 分子量： 241(平均) ・沸点：340℃ ・融点：-32℃ ・比重(水＝1)：1.00 ・水への溶解度：溶けない・蒸気圧：13 Pa (25℃) ・引火点：157℃ (c.c.) ・発火温度：374℃ ・20℃での蒸気/空気混合気体の相対密度(空気＝1)：1.00 ・相対蒸気密度(空気＝1)：8.31 ・log Pow (オクタノール/水分配係数)：6.1(計算値)

物理学的・化学的情報

物理的状態；外観
特徴的な臭気のある、透明、油状、淡黄色の液体。

物理的危険性

化学的危険性
燃焼すると、分解する。刺激性のフュームを生じる。

化学式： (C₆H₇)₃
分子量： 241(平均)
・沸点：340℃
・融点：-32℃
・比重(水＝1)：1.00
・水への溶解度：溶けない
・蒸気圧：13 Pa (25℃)
・引火点：157℃ (c.c.)
・発火温度：374℃
・20℃での蒸気/空気混合気体の相対密度(空気＝1)：1.00
・相対蒸気密度(空気＝1)：8.31
・log Pow (オクタノール/水分配係数)：6.1(計算値)

暴露・健康への影響
曝露経路短期曝露の影響本物質は、眼、皮膚および気道を刺激する。	吸入の危険性 20℃で気化すると空気が汚染されて、やや遅く有害濃度に達する。長期または反復曝露の影響皮膚の脱脂を起こし、乾燥やひび割れを生じることがある。

暴露・健康への影響

曝露経路

短期曝露の影響
本物質は、眼、皮膚および気道を刺激する。

吸入の危険性
20℃で気化すると空気が汚染されて、やや遅く有害濃度に達する。

長期または反復曝露の影響
皮膚の脱脂を起こし、乾燥やひび割れを生じることがある。

許容濃度
TLV: 0.5 ppm (TWA)；. EU-OEL: 19 mg/m³， 2 ppm (TWA)； 48 mg/m³， 5 ppm (STEL)；

環境
・水生環境中で、長期にわたる影響を及ぼすことがある・環境中に放出しないように、強く勧告する

注
・この化合物は種々の異性体の複雑な混合物である・この物質の、人の健康への影響に関するデータが不十分なので、最大の注意を払う必要がある

付加情報

欧州分類