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塩化コバルト(II)ICSC: 0783
コバルトジクロライド
コバルトジクロリド
二塩化コバルト
塩化第一コバルト
4月 2013
CAS登録番号: 7646-79-9
EINECS番号: 231-589-4

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 不燃性。 火災時に、刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。        周辺の火災時には、適切な消火剤を使用する。   

 粉塵の拡散を防ぐ! あらゆる接触を避ける!  
  症状 予防 応急処置
吸入 咳。 息切れ。 喘鳴。  局所排気、または呼吸用保護具を使用する。  新鮮な空気、安静。 医療機関に連絡する。 
皮膚   保護手袋。 保護衣。  汚染された衣服を脱がせる。 多量の水かシャワーで、皮膚を洗い流す。 
充血。 痛み。  呼吸用保護具と併用して、安全ゴーグルまたは眼用保護具を着用する。  数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 
経口摂取 腹痛。 下痢。 吐き気。 嘔吐。  作業中は飲食、喫煙をしない。 食事前に手を洗う。  口をすすぐ。 コップ1、2杯の水を飲ませる。 医療機関に連絡する。 

漏洩物処理 分類・表示
・個人用保護具:空気中濃度に応じた粒子用フィルター付マスク
・この物質を環境中に放出してはならない
・こぼれた物質を、ふた付きの容器内に掃き入れる
・湿らせてもよい場合は、粉塵を避けるために湿らせてから掃き入れる
・残留分を、注意深く集める
・地域規則に従って保管・処理する
 

国連GHS判定基準に準拠

excl mark;warncancer;health hazenviro;aqua
注意喚起語:危険
飲み込むと有害
皮膚に接触すると有害のおそれ
眼刺激
吸入するとアレルギー、喘息または呼吸困難を起こすおそれ
アレルギー性皮膚炎を起こすおそれ
吸入すると、がんを起こすおそれ
遺伝性疾患のおそれの疑い
生殖能または胎児への、悪影響のおそれ
飲み込み長期または反復曝露による甲状腺、骨髄および心臓の障害のおそれ
長期的影響により、水生生物に非常に強い毒性 

輸送
国連分類
 

貯蔵
・乾燥
・酸化剤および食品や飼料から離しておく
・排水管や下水管へのアクセスのない場で貯蔵する
・消火により生じる流出物を収容するための用意
 
包装
・食品や飼料と一緒に輸送してはならない 
塩化コバルト(II) ICSC: 0783
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
淡い青色の 吸湿性の粉末。 空気および水分に曝露するとピンク色になる。 

物理的危険性
データなし。 

化学的危険性
酸化剤と反応する。 

化学式: CoCl2
分子量: 129.8
・沸点:1049℃
・融点:735℃
・密度:3.4 g/cm³
・水への溶解度(20℃) :53 g/100 ml (よく溶ける)
・log Pow (オクタノール/水分配係数):0.85  


暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路:吸入および経口摂取。 

短期曝露の影響
本物質は、眼を刺激する。 

吸入の危険性
拡散すると、浮遊粒子が急速に、有害濃度に達することがある。 

長期または反復曝露の影響
反復または長期の接触により、皮膚感作を引き起こすことがある。 反復または長期の吸入により喘息を引き起こすことがある。 経口摂取すると心臓、骨髄および甲状腺影響を与えることがある。 人で発がん性を示す可能性がある。 動物試験では、人の生殖に毒性影響を及ぼす可能性があることが示されている。 


許容濃度
TLV: 0.2 mg/m3, as TWA A3(動物実験では発がん性が確認されているが、人との関連は不明な物質) BEI (生物学的曝露指標)記載あり;.
MAK: (Coとして, 吸引性画分): 皮膚吸収 (H); 気道および皮膚感作 (SAH); 発がん性カテゴリー: 2; 生殖細胞変異原性グループ: 3A; 

環境
・水生生物に対して強い毒性がある
・水生環境中で、長期にわたる影響を及ぼすことがある
・環境中に放出しないように、強く勧告する
 

・この物質により、喘息の症状を示した者は、以後この物質に接触しないこと
・喘息の症状は、2~3時間経過するまで現われない場合が多く、安静を保たないと悪化する。したがって、安静と経過観察が不可欠である
・曝露の程度によっては、定期検診を勧める
・作業衣を家に持ち帰ってはならない
・このカードに記載された勧告事項は、塩化コバルト(II)水和物(塩化コバルト(II)六水和物(CAS:7791-13-1)、塩化コバルト(II)二水和物(CAS:14216-74-1))にも適用される  

付加情報
  欧州分類
記号:T, N; R:49-60-22-42/43-68-50/53; S:53-45-60-61; Note:E, 1 

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© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2018