1,1-ジクロロプロパン | ICSC: 0723 (7月 1997) |
CAS登録番号: 78-99-9 |
国連番号: 1992 |
EINECS番号: 201-165-3 |
一次災害 | 予防 | 消火活動 | |
---|---|---|---|
火災・爆発 | 引火性が高い。 加熱すると圧力が上昇し、破裂の危険性がある。 火災時に、刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。 蒸気/空気の混合気体は、爆発性である。 | 裸火禁止、火花禁止、禁煙。 密閉系、換気、防爆型電気設備および照明設備。 | 水噴霧、泡消火薬剤、粉末消火薬剤、二酸化炭素を使用する。 火災時:水を噴霧して容器類を冷却する。 |
ミストの発生を防ぐ! | |||
---|---|---|---|
症状 | 予防 | 応急処置 | |
吸入 | めまい。 | 換気、局所排気、または呼吸用保護具を使用する。 | 新鮮な空気、安静。 |
皮膚 | 発赤。 痛み。 | 保護手袋。 | 少なくとも15分間多量の水で洗い流した後、汚染された衣服を脱がせ、再度洗い流す。 |
眼 | 充血。 痛み。 | 安全眼鏡を着用する。 | 数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 |
経口摂取 | 作業中は飲食、喫煙をしない。 | 口をすすぐ。 吐かせない。 |
漏洩物処理 | 分類・表示 |
---|---|
・危険区域から立ち退く! ・個人用保護具:空気中濃度に応じた有機ガスおよび蒸気用フィルター付マスク ・換気 ・漏れた液を、密閉式の容器に集める ・残留液を、砂または不活性吸収剤に吸収させる ・地域規則に従って保管・処理する ・下水に流してはならない |
国連GHS判定基準に準拠 輸送 |
貯蔵 | |
・強酸化剤、強塩基および食品や飼料から離しておく ・冷所 ・密封 ・換気のよい部屋に保管 |
|
包装 | |
・食品や飼料と一緒に輸送してはならない ・海洋汚染物質 |
1,1-ジクロロプロパン | ICSC: 0723 |
物理学的・化学的情報 | |
---|---|
物理的状態;外観
物理的危険性
化学的危険性
|
化学式: C3H6Cl2 / CHCl2CH2CH3 |
暴露・健康への影響 | |
---|---|
曝露経路
短期曝露の影響
|
吸入の危険性
長期または反復曝露の影響
|
許容濃度 |
---|
環境 |
---|
注 |
---|
・この物質の、人の健康への影響に関するデータが不十分なので、最大の注意を払う必要がある |
付加情報 | ||
---|---|---|
欧州分類 |
ILO, WHOおよびEUは、翻訳の質や正確性、あるいは本翻訳版の使用に関して責任を負うものではない。 © 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2021 |
|