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マグネシウム(ペレット)ICSC: 0701 (6月 2011)
CAS登録番号: 7439-95-4
国連番号: 1869
EINECS番号: 231-104-6

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 微粉化すると、引火性が高い。 火災時に、刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。  「注」参照。
 
裸火禁止、火花禁止、禁煙。 水またはその他の物質との接触禁止。    乾燥砂、特殊粉末消火薬剤を使用する。 水系消火薬剤、二酸化炭素、他の消火薬剤は不可。   

   
  症状 予防 応急処置
吸入 「注」参照。    新鮮な空気、安静。 
皮膚   保護手袋。  多量の水かシャワーで、皮膚を洗い流す。 
充血。 痛み。  安全ゴーグルを着用する。  多量の水で洗い流す(できればコンタクトレンズをはずす)。 
経口摂取 口腔内のおよび胸や胃の灼熱感。  作業中は飲食、喫煙をしない。  口をすすぐ。 体調がよくないと感じた場合は、医療機関を受診する。 

漏洩物処理 分類・表示
・すべての発火源を取り除く
・個人用保護具:空気中濃度に応じた粒子用フィルター付マスク
・下水に流してはならない
・こぼれた物質を、ふた付きの 乾燥容器内に掃き入れる
・残留分を、注意深く集める
・地域規則に従って保管・処理する
 

国連GHS判定基準に準拠

flam;flame
引火性固体
自己発熱;火災のおそれ
水に触れると引火性のガスを生成する 

輸送
国連分類
国連危険物分類(UN Hazard Class):4.1; 国連包装等級(UN Packing Group):III 

貯蔵
・耐火設備
・他の混触危険物質から離しておく
・乾燥
・密封
 
包装
・気密 
マグネシウム(ペレット) ICSC: 0701
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
銀白色の 金属の様々な形状の固体。 

物理的危険性
 

化学的危険性
水と反応する。 引火性/爆発性ガス(水素-ICSC 0001 参照)を生じる。 火災や爆発の危険を生じる。 他の多くの物質と接触すると、危険な反応を起こすことがある。 加熱すると、分解する。 有毒で刺激性のフュームを生じる。 

化学式: Mg
原子量: 24.3
・沸点:1100℃
・融点:649℃
・密度:1.7 g/cm³
・水への溶解度 : 反応する 


暴露・健康への影響

曝露経路
 

短期曝露の影響
 

吸入の危険性
拡散すると急速に、浮遊粒子が不快濃度に達することがある。 

長期または反復曝露の影響
 


許容濃度
 

環境
 

・激しい炎をあげて燃焼する
・眼の損傷を避けるためにマグネシウムの炎を直接見てはならない
・マグネシウム(粉末)(ICSC番号 0289)も参照のこと
・ICSC 0289参照
・水、粉末消火薬剤、二酸化炭素、ハロン、泡消火薬剤などの消火薬剤と激しく反応する 

付加情報
  欧州分類
記号:F; R:11-15; S:(2)-7/8-43 

ILO, WHOおよびEUは、翻訳の質や正確性、あるいは本翻訳版の使用に関して責任を負うものではない。
© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2021