サリチル酸ICSC: 0563
11月 1997
CAS登録番号: 69-72-7
EINECS番号: 200-712-3

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 可燃性。  空気中で粒子が細かく拡散して、爆発性の混合気体を生じる。  裸火禁止。  密閉系、粉塵防爆型電気設備および照明。 粉塵の堆積を防ぐ。  水噴霧、二酸化炭素、粉末消火薬剤を使用する。  火災時:水を噴霧して容器類を冷却する。 

 粉塵の拡散を防ぐ!  
  症状 予防 応急処置
吸入 咳。 咽頭痛。 「経口摂取」参照。  局所排気、または呼吸用保護具を使用する。  新鮮な空気、安静。 医療機関に連絡する。 
皮膚 発赤。  保護手袋。  汚染された衣服を脱がせる。 洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。 
充血。 痛み。  呼吸用保護具と併用して、安全ゴーグルまたは眼用保護具を着用する。  数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 
経口摂取 吐き気。 嘔吐。 耳鳴り。  作業中は飲食、喫煙をしない。  口をすすぐ。 吐かせる(意識がある場合のみ!)。 医療機関に連絡する。 

漏洩物処理 分類・表示
・個人用保護具:空気中濃度に応じた粒子用フィルター付マスク
・こぼれた物質を、ふた付きの容器内に掃き入れる
・湿らせてもよい場合は、粉塵を避けるために湿らせてから掃き入れる
 

国連GHS判定基準に準拠

 

輸送
国連分類
 

貯蔵
・強酸化剤から離しておく
 
包装
 
サリチル酸 ICSC: 0563
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
針状結晶、または無色の 結晶性の粉末。 

物理的危険性
粉末や顆粒状で空気と混合すると、粉塵爆発の可能性がある。 

化学的危険性
水溶液は、弱酸である。 強酸化剤と反応する。 

化学式: C7H6O3 / HOC6H4COOH
分子量: 138.1
・昇華点:76℃
・融点:159℃
・比重(水=1):1.4
・水への溶解度(20℃) :0.2 g/100 ml
・蒸気圧:114 Pa (130℃)
・相対蒸気密度(空気=1):4.8
・引火点:157℃
・発火温度:540℃
・log Pow (オクタノール/水分配係数):2.2  


暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路:吸入および経口摂取。 

短期曝露の影響
本物質は、眼、皮膚および気道を刺激する。 中枢神経系および体内の酸-塩基バランスに影響を与えることがある。 せん妄および振戦を生じることがある。 

吸入の危険性
20℃ではほとんど気化しない。しかし、 拡散すると、浮遊粒子が急速に不快濃度に達することがある。 

長期または反復曝露の影響
反復または長期の皮膚への接触により、皮膚炎を引き起こすことがある。 


許容濃度
 

環境
 

・50~60℃以上になると揮発性が顕著になる
・アスピリン過敏症の人はこの物質に触れてはならない 

付加情報
  欧州分類
 

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