ニコチンICSC: 0519
9月 1997
CAS登録番号: 54-11-5
国連番号: 1654
EINECS番号: 200-193-3

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 可燃性。 火災時に、刺激性あるいは有毒なフュームやガスを放出する。  95℃以上では、蒸気/空気の爆発性混合気体を生じることがある。  裸火禁止。  95℃以上では、密閉系および換気。  水噴霧、粉末消火薬剤、アルコール耐性泡消火薬剤、二酸化炭素を使用する。   

 ミストの発生を防ぐ! (妊娠)女性への曝露を避ける! いずれの場合も医師に相談! 
  症状 予防 応急処置
吸入 灼熱感。 吐き気。 嘔吐。 痙攣。 腹痛。 下痢。 頭痛。 発汗。 脱力感。 めまい。 錯乱。  換気、局所排気、または呼吸用保護具を使用する。  新鮮な空気、安静。 医療機関に連絡する。 
皮膚 吸収される可能性あり! 発赤。 灼熱感。 「吸入」参照。  保護手袋。 保護衣。  汚染された衣服を脱がせる。 洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。 医療機関に連絡する。 
痛み。 充血。  呼吸用保護具と併用して、安全ゴーグル、顔面シールドまたは眼用保護具を着用する。  数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 
経口摂取 「吸入」参照。
 
作業中は飲食、喫煙をしない。 食事前に手を洗う。  水に活性炭を懸濁した液を飲ませる。 医療機関に連絡する。 

漏洩物処理 分類・表示
・個人用保護具:自給式呼吸器付完全保護衣
・下水に流してはならない
・漏れた液やこぼれた液を、密閉式の容器にできる限り集める
・残留液を、砂または不活性吸収剤に吸収させる
・地域規則に従って保管・処理する
 

国連GHS判定基準に準拠

 

輸送
国連分類
国連危険物分類(UN Hazard Class):6.1; 国連包装等級(UN Packing Group):II 

貯蔵
・消火により生じる流出物を収容するための用意
・強酸化剤および食品や飼料から離しておく
・乾燥
・床面に沿って換気
 
包装
・食品や飼料と一緒に輸送してはならない 
ニコチン ICSC: 0519
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
特徴的な臭気のある、油状、無色の吸湿性液体。 空気に曝露すると茶色になる。 

物理的危険性
 

化学的危険性
加熱すると、分解する。 窒素酸化物および一酸化炭素などの有毒なフュームを生じる。 強酸化剤と 激しく反応する。 

化学式: C10H14N2
分子量: 162.2
・247℃で分解する
・融点:-80℃
・比重(水=1):1.01
・水への溶解度 : 混和する
・蒸気圧:0.006 kPa (20℃)
・相対蒸気密度(空気=1):5.6
・20℃での蒸気/空気混合気体の相対密度(空気=1):1.00
・引火点:95℃ (c.c.)
・発火温度:240℃
・爆発限界:0.7-4 vol%(空気中)
・log Pow (オクタノール/水分配係数):1.2  


暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路:吸入、経皮および経口摂取。 

短期曝露の影響
本物質は、眼および皮膚を刺激する。 心血管系および中枢神経系に影響を与えることがある。 痙攣および呼吸不全を生じることがある。 許容濃度をはるかに超えて曝露すると、死を引き起こすことがある。 これらの影響は、遅れて現われることがある。 医学的な経過観察が必要である。 

吸入の危険性
20℃で気化すると空気は汚染されて、 やや急速に、有害濃度に達することがある。 

長期または反復曝露の影響
動物試験では、人の生殖に毒性影響を及ぼす可能性があることが示されている。 


許容濃度
TLV: 0.5 mg/m3, as TWA (皮膚吸収);.
MAK: 皮膚吸収 (H);.
EU-OEL: 0.5 mg/m3 (TWA); (皮膚); 

環境
・水生生物に対して強い毒性がある
・通常の使用法と異なる状況での環境中への放出を避ける
 

 

付加情報
  欧州分類
記号:T+, N; R:25-27-51/53; S:(1/2)-36/37-45-61 

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