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ストッダード溶剤ICSC: 0361
4月 2004
CAS登録番号: 8052-41-3
国連番号: 1268
EINECS番号: 232-489-3

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 引火性。  21℃以上では、蒸気/空気の爆発性混合気体を生じることがある。  裸火禁止、火花禁止、禁煙。  21℃以上では、密閉系、換気、および防爆型電気設備。  粉末消火薬剤、AFFF(水性膜泡消火薬剤)、泡消火薬剤、二酸化炭素を使用する。  火災時:水を噴霧して容器類を冷却する。 

   
  症状 予防 応急処置
吸入 咳。 咽頭痛。 頭痛。 吐き気。 倦怠感。 めまい。 錯乱。 意識喪失。  換気、局所排気、または呼吸用保護具を使用する。  新鮮な空気、安静。 人工呼吸が必要なことがある。 医療機関に連絡する。 
皮膚 皮膚の乾燥。 発赤。  保護手袋。 保護衣。  汚染された衣服を脱がせる。 洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。 
充血。 痛み。  安全眼鏡を着用する。  数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 
経口摂取 吐き気。 嘔吐。 腹痛。 下痢。 他の症状については、「吸入」参照。  作業中は飲食、喫煙をしない。 食事前に手を洗う。  吐かせない。 医療機関に連絡する。 

漏洩物処理 分類・表示
・すべての発火源を取り除く
・個人用保護具:空気中濃度に応じた有機ガスおよび蒸気用フィルター付マスク
・漏れた液を、密閉式の容器に集める
・残留液を、砂または不活性吸収剤に吸収させる
・地域規則に従って保管・処理する
 

国連GHS判定基準に準拠

 

輸送
国連分類
国連危険物分類(UN Hazard Class):3; 国連包装等級(UN Packing Group):III 

貯蔵
・耐火設備
・強酸化剤から離しておく
 
包装
 
ストッダード溶剤 ICSC: 0361
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
特徴的な臭気のある、無色の液体。 

物理的危険性
 

化学的危険性
強酸化剤と反応する。 火災や爆発の危険を生じる。 ある種のプラスチック、ゴムおよび被覆剤を侵す。 


・沸点:130-230℃
・比重(水=1):0.765-0795
・水への溶解度 : 溶けない
・蒸気圧:0.1-1.4 kPa (20℃)
・相対蒸気密度(空気=1):4.5-5
・20℃での蒸気/空気混合気体の相対密度(空気=1):1.01
・引火点:21℃
・発火温度:230-240℃
・爆発限界:0.6-8.0 vol%(空気中)
・log Pow (オクタノール/水分配係数):3.16/7.06  


暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路:蒸気の吸入、経皮および経口摂取。 

短期曝露の影響
本物質は、眼および皮膚を刺激する。 蒸気を吸入すると、眼や気道の刺激を引き起こすことがある。 液体を飲み込むと、肺に吸い込んで化学性肺炎を起こすことがある。 中枢神経系に影響を与えることがある。 高濃度の蒸気に曝露すると、意識喪失を引き起こすことがある。 

吸入の危険性
20℃で気化すると空気が汚染されて、 やや遅く有害濃度に達する。 

長期または反復曝露の影響
皮膚の脱脂を起こし、乾燥やひび割れを生じることがある。 中枢神経系に影響を与えることがある。 


許容濃度
TLV: 100 ppm (TWA); 

環境
 

・飽和脂肪族、脂環式炭化水素(C7~C12)と芳香族炭化水素(C7~C12)の混合物
・ベンゼン(ICSC 0015)を含むことがあるが、最近のストッダード溶剤は通常ベンゼンをほとんど含まないか全く含まない
・化学性肺炎の症状は2~3 時間経過するまで現われない場合が多く、身体的な負担により悪化する。したがって安静と経過観察が不可欠である
・発火温度は、高比表面積の物質が存在すると、約180℃に下がることがある
・引火点は、構成成分によって、21~60℃まで変化する 

付加情報
  欧州分類
記号:T; R:45-65; S:53-45; Note:H, P 

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© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2018