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過酸化ベンゾイルICSC: 0225
ジベンゾイルジオキシダン4月 2002
CAS登録番号: 94-36-0
国連番号: 3104
EINECS番号: 202-327-6

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 多くの反応により、火災や爆発を生じることがある。  火災および爆発の危険性がある。 爆発性。 「化学的危険性」参照。
 
裸火禁止、火花禁止、禁煙。 引火性との接触禁止。 高温面との接触禁止。  摩擦や衝撃を与えない。 火花防止工具を使用する。  大量の水を使用する。  火災時:水を噴霧して容器類を冷却する。 安全な場所から消火作業を行う。 

 粉塵の拡散を防ぐ!  
  症状 予防 応急処置
吸入 咳。 咽頭痛。  局所排気、または呼吸用保護具を使用する。  新鮮な空気、安静。 
皮膚 発赤。  保護手袋。 保護衣。  汚染された衣服を脱がせる。 洗い流してから水と石鹸で皮膚を洗浄する。 
充血。  安全ゴーグルを着用する。  数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 
経口摂取   作業中は飲食、喫煙をしない。  口をすすぐ。 コップ1、2杯の水を飲ませる。 医療機関に連絡する。 

漏洩物処理 分類・表示
・危険区域から立ち退く!
・すべての発火源を取り除く
・残留分を多量の水で洗い流す
・おがくずや、可燃性吸収剤に吸収させてはならない
 

国連GHS判定基準に準拠

 

輸送
国連分類
国連危険物分類(UN Hazard Class):5.2; 国連包装等級(UN Packing Group):II 

貯蔵
・耐火設備
・可燃性物質および還元剤から離しておく
・元の包装でのみ貯蔵
・「化学的危険性」参照
 
包装
 
過酸化ベンゾイル ICSC: 0225
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
白色の 結晶または粉末。 

物理的危険性
 

化学的危険性
衝撃を加えると、または摩擦を加えると、または振動を加えると、 爆発的に分解することがある。 103-105℃以上に加熱すると、爆発することがある。 燃焼すると、安息香酸(ICSC 0103 参照)および一酸化炭素(ICSC 0023 参照)の刺激性で有毒のフュームおよびガスを生成する。 本物質は、強酸化剤。 可燃性物質や還元性物質と 激しく反応する。 多くの有機酸、無機酸、アルコールおよびアミンと 激しく反応する。 火災や爆発の危険を生じる。 

化学式: C14H10O4
分子量: 242.2
・103-105℃で分解する
・密度:1.3 g/cm³
・水への溶解度 : 溶けにくい
・蒸気圧:<0.1 kPa (20℃)
・発火温度:80℃
・log Pow (オクタノール/水分配係数):3.46  


暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路:エアロゾルの吸入。 

短期曝露の影響
本物質は、眼、皮膚および気道を刺激する。 

吸入の危険性
20℃ではほとんど気化しない。しかしとくに粉末状の場合、拡散すると、浮遊粒子が急速に有害濃度に達することがある。 

長期または反復曝露の影響
反復または長期の接触により、皮膚感作を引き起こすことがある。 


許容濃度
TLV: 5 mg/m3, as TWA A4(人における発がん性が分類できていない物質).
MAK: 5 mg/m3; ピーク曝露限度カテゴリー: I(1); 

環境
 

・市販の製剤に用いられている溶剤が、この物質の物性および毒性を変化させることがある
・汚染された衣服は(火災の危険があるため)、多量の水ですすぎ洗いする 

付加情報
  欧州分類
記号:E, Xi; R:2-36-43; S:(1/2)-3/7-14-36/37/39 

ILO, WHOおよびEUは、翻訳の質や正確性、あるいは本翻訳版の使用に関して責任を負うものではない。
© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2018