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アルゴンICSC: 0154 (8月 2003)
CAS登録番号: 7440-37-1
国連番号: 1951
EINECS番号: 231-147-0

  一次災害 予防 消火活動
火災・爆発 不燃性。 加熱すると圧力が上昇し、破裂の危険性がある。        周辺の火災時には、適切な消火剤を使用する。   

   
  症状 予防 応急処置
吸入 めまい。 傾眠。 頭痛。 窒息。  換気を使用する。  新鮮な空気、安静。 人工呼吸が必要なことがある。 医療機関に連絡する。 
皮膚 液体に触れた場合:凍傷。  保温手袋。 保護衣。  凍傷の場合:多量の水で洗い流し、衣服は脱がせない。 医療機関に連絡する。 
液体に触れた場合:凍傷。  安全ゴーグルまたは顔面シールドを着用する。  数分間多量の水で洗い流し(できればコンタクトレンズをはずして)、医療機関に連絡する。 
経口摂取      

漏洩物処理 分類・表示
・個人用保護具:自給式呼吸器
・換気
・液体に向けて水を噴射してはならない
 

国連GHS判定基準に準拠

 

輸送
国連分類
国連危険物分類(UN Hazard Class):2.2 

貯蔵
・建物内にある場合、耐火設備
・換気のよい部屋に保管
 
包装
 
アルゴン ICSC: 0154
物理学的・化学的情報

物理的状態;外観
無臭の 無色の 液化気体。 

物理的危険性
気体は空気より重く、低くなった場所では、滞留して酸素欠乏を引き起こすことがある。 

化学的危険性
 

化学式: Ar
原子量: 39.95
・沸点:-185.9℃
・融点:-189.2℃
・水への溶解度 (20℃) :3.4 ml/100ml
・相対蒸気密度(空気=1):1.66
・log Pow (オクタノール/水分配係数):0.94  


暴露・健康への影響

曝露経路
体内への吸収経路:吸入。 

短期曝露の影響
窒息。 液体は、凍傷を引き起こすことがある。 

吸入の危険性
容器を開放すると、閉ざされた場所では空気中の酸素濃度が低下して、窒息を起こすことがある。 

長期または反復曝露の影響
 


許容濃度
 

環境
 

・他の国連番号:1006 アルゴン、圧縮
・空気中の濃度が高いと、酸素の欠乏が起こり、意識喪失または死亡の危険を伴う
・区域内に入る前に酸素濃度を測定する 

付加情報
  欧州分類
 

ILO, WHOおよびEUは、翻訳の質や正確性、あるいは本翻訳版の使用に関して責任を負うものではない。
© 日本語版、国立医薬品食品衛生研究所、2021